こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
本日は、大阪は天気が良くて
気持ち良いです。
オリンピックでは
7人制ラグビー男子が
11位で今大会を終えました。
次回はもっといってもらいたいです。
さて、本題です。
歯科医院が自費診療をするのは、
もはや当たり前ですが、
自費と保険との大きな違いに、
それなりの準備が必要である
という点があります。
院長を筆頭に、
先生の歯科医院のスタッフが
研修会などに出て、
勉強をしないといけませんし、
スキャナー、CT、マイクロなど
必要な設備等まで出てくるわけです。
ですので、どんな自費診療メニューを
院内に導入するのか
慎重に決めざるを得ない課題となります。
さて、黒飛はこれまで、
コンサルした医院の院長に
たくさんの診療メニューを
提案しました。
そして今日は
「自費のマウスピース」です。
今流行のインビザライン等の
マウスピース矯正ということではなく
マウスピース矯正も含めた
「マウスピース」です。
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マウスピースの優位性とは?
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マウスピースには
意外と数々の世代に受け入れられる
チャンスを持っていると思います。
患者さんの層に合わせれるという点も
マーケティングのセオリーから見ても
とても合理的だと考えています。
例えば、歯ぎしりやいびきといった
習慣性の症状に対してもですし、
先ほど挙げた、
マウスピース矯正もそうですし
スポーツマウスガードとしての
マウスピースもあります。
例えば、歯ぎしり、いびきのような症状を
持つ見込み患者はとても多いです。
先生は違いますか?
そして、これらの症状は、ご本人がなかなか
気づかないという特徴がありますから
潜在的に患者さんを開拓できれば、
かなりの増患につながるのです。
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マウスピースを勧める方法は?
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患者層別のアプローチとして
どんなパターンが
ありそうでしょうか?
たとえば、サラリーマンが
たくさん集まるような
オフィス街であれば・・・
歯ぎしりやいびきは、
安眠を大いに妨害してしまいます。
働き盛りの世代にとって、
質の高い睡眠をとれないことは
ダメージとなるはず。
日本の生産性向上にも貢献できるはず。
それに、中高年層に入ると
マウスピースで校合力を弱めて、
歯を残存することが大事。
と訴求できます。
歯ぎしりの場合、
歯を毎日のように
傷めてしまいますから
早くに解決するに
越したことはありません。
(という言い方をしましょうか)
こういったポイントを、
アピールの材料にしていくのは
理にかなっていると思われます。
もっとも学生街や住宅街の場合は、
未成年者のために
スポーツマウスピースです。
未成年者は乳歯から
永久歯に生え変わるという時期を
経験するわけですが、
この時期は理想的な歯並びを
手に入れる上で
重要な時期となります。
(マウスピース型の矯正治療)
それと大事なのは、
10代であれば学校で、
運動部に属していることが多いです。
スポーツをするときは、
その競技での成績向上や集中を目指して
マウスピースを手に入れる方は
珍しくありません。
僕もラグビー部でしたので、
脳震盪や口腔内の外傷予防に
マウスピースはかなり役に立ちました。
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実は利益率の良い治療です
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ある歯科医院では
10万円でマウスピースを提供しています。
完了後は、調整料を
5000円を頂くようです。
もちろん、
下顎安静位と下顎咬合位から
マウスピースを作るという
知識、技術は必要ですが
とても利益率が大きいと感じました。
そこの歯科医院は
マウスピースの原価が8000円。
初診の時間が45分。
セットが15分。調整が15分。
でほとんど時間がかかっていないのですね。
だいたい調整が1回だそうですので
定期調整までにかかった時間は約75分。
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1時間あたりの利益で考える
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院長の時給を1万円と仮定すると
アシスタントが2000円で
1時間あたりの利益は
(100,000-12,000)/1.25=70,400円/時間
です。
その後も定期調整と言って
3ヵ月に1回、呼び、
15分で5000円です。
このときの1時間あたりの利益は
(5,000-2,500)/0.25 = 10,000円/時間
定期調整なので、
これがずっと継続していく感じです。
かなり良い利益率ですね。
SPTⅡで1時間10,000円だとしても
衛生士の時給が2,000円で
1時間あたりの利益は
(10,000-2000)/1=8,000円/時間
ですので、
マウスピース治療の利益が素晴らしいと
分かって頂けるかと思います。
このように1時間あたりの利益額に
直すと、新しい視点が持てますね。
1時間あたりの利益を追求した結果、
自分の時間は確保できているのに
個人資産の多い院長が生まれるのです。
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ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志