リコール率アップの秘訣とは@歯科

リコール率アップの秘訣とは@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
金曜日ですね。
いかがお過ごしでしょうか。
 
黒飛は今日、4人の院長先生と
コンサルしたり、お仕立てしたりと
なかなか忙しいです^^;
 
さて、本題です。
 
私たち歯科クリニックと同様に
美容院も集客に苦戦しているようです。
 
美容院の場合には
お客さんは2,3ケ月に1回は来院するので
私たちとは違うと思っていましたが
そうでもないようです。
 
何と言っても、美容院の数が多いこと。
 
全国で17万軒ほどもあるそうです。
歯科クリニックの倍以上ですね。
 
そして集客競争が激しいこと。
 
情報サイトやタウン誌などにある
クーポンを使って、安い院を渡り歩く
「クーポンハンター」と言われる
お客さんもいるそうです。
 
つまり、集客するには割引せざるを得ず
そのために忙しい割には利益が残らない
という状態になっているそうです。
 
かといって、割引をやめると
お客さんが来なくなるので
割引集客を止められないそうです。
 
ですから、美容院の集客の要点は
リピート率を上げる、ファン客を増やす
ということです。
 
初回はほとんど利益なしで、
次からは割引なしで来院してもらうことで
利益を出すという方法ですね。
 
 
=================
 
ビジネスは「商品力」×「人間力」
 
=================
 
 
理屈は簡単ですが、実際には
そう簡単にはいきません。
 
どんなビジネスも同じですが
ファン客がついて成功しているところは
「商品力」×「人間力」
だと思います。
 
つまり、商品やサービスの良し悪しと
サービスを提供している人間の魅力の
総合で決まるということです。
 
私たち歯科クリニックの場合ですと
技術力さえあれば患者さんは集まる
と思ってしまいがちですが
 
来院しなくなった理由の多くは
受付の対応が悪いとか先生が横柄だとか
本当かどうかは別にして
そんなことで別のクリニックに
行ってしまいます。
 
美容院もこれと同じです。
 
そこで各店ともに
様々な施策を施しているそうです。
 
 
================
 
ファン化にはサプライズが必要
 
================
 
 
基本的には、歯科クリニックと同様に
まずは「商品力」つまり技術と
「人間力」である接客法を向上させます。
 
この基本ができないところは
閑古鳥が鳴いて、利益も出せず
潰れていってしまいます。
 
そのような中でも、ファン客を増やし
大きな利益を上げるには
ほんのちょっとしたサービスや心遣い
サプライズが必要になってきます。
 
日本一の激戦区ともいわれる渋谷で
長年人気店であり続けているお店の場合
 
あるユニークな方法で「ファン客化」
を行っているそうです。
 
それは、来店客に「ホッカイロ」を
プレゼントすることです。
 
通常であれば、お客様のお帰りの際に
プレゼントすることを思いつきますが
ここの企画は一味違います。
 
それは、カイロを温めておいて
お客様のコートのポケットに
メッセージを添えて入れておくそうです。
 
 
==================
 
お客様の手間と時間を削減できないか?
 
==================
 
 
お客様がお店を出て
ポケットに手を入れた時に、
「何か温かいぞ」とホッカイロに気づき
次にメッセージを見た時に
店の心遣いに感動することでしょう。
 
店を出る時に冷たいカイロを渡されても
そこから暖かくなるまでの手間と時間を
考えると、あまり嬉しくはありません。
 
感動するまではいきません。
 
ところが、この店のように
温めておいてくれれば
その手間が省けます。
 
こんなちょっとした心遣いで
お客様は感動して、リピートしてくれる
そうです。
 
別に、先生にホッカイロサービスを
勧めているわけではありません。
 
ガチガチの気合の入ったサービスを
勧めているわけでもありません。
 
ほんのちょっとした気遣いが
大きな違いを生むことを心に留め
スタッフとも話をして
 
クリニック全体の「人間力」を
高めていってもらいたいと思います。
 
患者さんの立場から
あったら、してくれたら嬉しい
と思われることを探して
やってみてください。
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
P.S.
 
ご紹介したカイロのサービスは
お客様との関係性が薄い場合は
気持ち悪がられるので
やらない場合もあるそうです(苦笑)
 
 
P.S.2
 
こうやって、中断やキャンセルを減らす
患者さんの心理を考えた「人間力」の高め方、
知りたくありませんか?
 
中断・キャンセル 予防セミナーで
その極意をお話ししています。
 
是非、お越し下さい。
 
中断・キャンセル 予防セミナー
 
↓↓↓↓↓↓
http://dtr.jp/can