オンディーヌの呪い@歯科

オンディーヌの呪い@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
本日は木曜日ですね。
お休みの先生もいれば、診療をされている
先生もいると思います。
 
どちらにしても、素晴らしい1日に
して下さいね。
 
 
さて、本題です。
 
 
フランスの寓話に「オンディーヌの呪い」
というのがあるそうです。
 
その寓話というのは、次のようなものです。
 
妖精のオンディーヌは、
いびきをかいて寝ている夫のパレモンが
不貞をはたらいたことに気付いた。
 
怒り狂ったオンディーヌは夫に
 
『生きている間は生きていられるが
 眠ればその瞬間に死ぬ』
 
という呪いをかけた。
 
夫のパレモンは、それ以降
目が閉じるのを恐れて、
一瞬の休みもなしに
動き続ける羽目になった。
 
というものです。
 
(これ以外にも、オンディーヌに関する
 様々な種類の逸話があるようですが
 主旨は同じです)
 
 
この先に、
そうは言っても睡魔に勝てず
一命を落としてしまった
 
という続きもあるそうですが。
 
ただ、これも実際に
病名として使われているそうです。
 
その名も「オンディーヌの呪い病」です。
 
 
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「オンディーヌの呪い病」とは?
 
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眠り込むと呼吸が止まってしまう
という病気だそうです。
 
正式名称は
「先天性中枢性肺胞低換気症候群」
だそうです。
 
通常は、肺にある化学受容器が
血中の酸素・二酸化炭素濃度に反応して、
 
脳へ換気を促すよう指令が送られ
呼吸を調整するようになります。
 
ところが、この病気の患者は、
睡眠時にはこの機能が麻痺してしまい
 
酸素と二酸化炭素のガス交換が
行われないため呼吸不全となる
という病気だそうです。
 
その原因は、遺伝子レベルの異常により
自律神経に異変をきたして起こるそうです。
 
 
話がずれましたが、
この「オンディーヌの呪い」の寓話ですが
 
「LIFE SHIFT(ライフシフト)
100年時代の人生戦略」東洋経済新報社
 
という本では、
 
「長い人生を働き続けることの大変さ」
 
の喩えに使っています。
 
 
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働き続けることは苦痛か?
 
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院長先生の多くは、「生涯現役」
のつもりでいらっしゃることでしょう。
 
歯科医師は、それがしやすい職業ですが
仮に、人生が100年ともなると
リタイア後の人生をどう過ごすかを
考えることも大切かもしれません。
 
この本では、これまでの
「教育―仕事―引退」という3ステージ
から、さらにステージが加わった
 
「マルチステージの人生」に向けて
選択肢を持っておくことが必要になる
と主張しています。
 
生命保険の営業マンなどからは
100年人生に対応する
貯蓄的な商品の説明なども
聞いたことがあるかもしれません。
 
このような経済的な面以外にも
健康面、社会面、家族との関係なども
今後、様々なものが
提案されてくるのでしょう。
 
 
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自分自身でコントロールする
 
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このように、超高齢社会の到来により
世界中の誰も経験したことのない
新しいライフサイクルが
出現してくるのかもしれません。
 
それがどんなものかは予想できませんが
たった一つ言えることは、
 
自分の人生は、私たち一人一人が
自分で選択しなければいけない
 
ということです。
 
そして、
自分のライフスタイルを楽しんで
後進に示していく役目もあるのでは
ないでしょうか。
 
「仕事のステージ」は
歯科医師として社会に貢献し
 
「その後のステージ」で
魅力的な人生例を示すことができれば
 
「歯科医師になりたい!」
という子供達が増えるでしょう。
 
歯科医師という職業は
選択の自由度の高い職業だと思います。
 
一般のサラリーマンのような
枠組みがないのですから。
 
 
現状に甘んじることなく
100年人生の新たなステージ構築の
準備を始めてみませんか?
 
人生100年時代のライフプランを作り
その上で歯科医院経営に取り組まれると
良いでしょう。
 
また、輝いている歯科医師が増えれば
将来、「歯医者」になりたいという
子どもたちも増えるでしょう。
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
歯科医師
黒飛一志
 
 
P.S.

弊社では解決策を用意しております。
新たなステージ構築を一緒に行いましょう。
 
 
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