こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
先生が歯科医院を開業するときは、
物件を借りる等、場所をおさえるという
作業が発生しました。
したがって、
・不動産の賃貸契約
・物件を改装する契約
は、したと思います。
もし、承継で院長職に就任した場合は、
その経験をしないかもしれませんが、
長年、医院経営をやっていれば、
移転であったりリニューアルであったりと
さまざまな形で、大がかりな医院の変更に
立ち会う経験を持つことでしょう。
これは、
一般の企業や店舗の経営者も同じですが、
経営者はときどき、各業界の業者に
依頼を出す必要があります。
医院の内装といえば、
工務店や施工業者を探して
依頼をする必要があるでしょう。
医院の内装をするとなったら、
業者を選ぶ作業を
最初にやらないといけませんが、
通常は見積もりを出してもらうはずです。
この見積もりは、
内装の結果を大きく
変えてしまう可能性がありますし、
とても大事な作業といえるでしょう。
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見積もりは、多忙なときでも
おろそかにしてはいけない作業です
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さて、内装という例を
引き合いに出していますが、
これは内装が例として
手ごろだと考えたからです。
見積もりについては、
内装をお願いする業者だけに
頼むことではありません。
たとえば医院の看板をつくるときだって、
まずは見積もりをお願いするのが常識です。
このように考えると、
院長職についたら各業界の業者に
「見積もり」をお願いすることは
思いのほか多いのかもしれません。
※黒飛はインターネットサービスを利用して
この投稿をしていますが、
ネットの世界でも
見積もりのやり取りをすることは、
日常茶飯事です。
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どんな業界の業者を相手にするときでも
見積もりのチェックは慎重に……
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見積もりはけっこう多いのかも・・・
とはいうものの、
見積もりの結果をチェックする作業は、
院長先生にとっては、
機会が少ないのではと思います。
こうなると、見積もりチェックに
なかなか慣れることができません。
医院の内装や設備にしても
ネットサービスにしても
「業者選びを間違って後悔した」
といった経験を持つ先生に
ときどき会いますが、
その業者さんが悪いというよりは
「見積もりのチェックが適切であれば、
もっとうまくいった可能性もあるのでは」
と黒飛は感じることがけっこうあります。
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見積もりチェックの注意点を
改めて振り返ってみましょう
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■相見積もりをする業者を多めにする
相見積もりをすると、
いっぺんに返答が届くでしょう・・・
業者によって、タイムラグが
発生しますから待たされることも
多いのですが。
次々と返ってくる回答を見るだけでも、
それなりに手間暇がかかります。
歯科医院の院長は常に忙しいものですし、
どうしてもたくさんの業者に
見積もりの依頼を出すのは
おっくうに感じられるものです。
とはいえ、少数の業者にしか
見積もりを頼まないのは
賢明な判断だとは言えません。
気づかないうちに、
似たような趣向の業者ばかりに
依頼してしまうことだってありますから。
■相見積もりの際に、なるべく
異なる傾向を持つ業者を探して
コンタクトをとる
Webサイトや販促資料等によく目を通すと
業者の傾向が見えてくることは
多いものです。
そのような確認作業を経て、できるだけ
異なる性質を持つ業者に見積もりを
お願いしたほうがよいでしょう。
■提示された金額を比較して、
格差がある場合は注意を払う
やはり、金額が大きく異なる場合は
何か原因があるはずです。
(1)同じ条件で、計算されていない
1社だけ高かったり安かったりする場合は、
その業者だけ違う条件で
計算している可能性があります。
(2)低価格の場合は、
原因をなるべく突き止めたほうがよい
安い場合は……その業者は何らかの手段で
切り詰めている可能性があるでしょう。
経費削減をする努力をすることは
否定できるものではないのですが、
依頼者である院長のあなたにとって、
それが望ましくない結果を
もたらす可能性もあると思われます。
※もちろん、この逆で高額の場合も、
できたらその背景に何が関係しているのか
突き止めたいところです。
(3)どこかで手数料やマージン料が
発生するケース
業者と直接コンタクトを取っていれば
その可能性は低くなるのですが、
間に誰かの紹介・仲介が入った場合は
余分な料金が上乗せされることが
あるのです。
※見積もり専用のサイトは
便利ですし数も種類も多いです。
黒飛もよく使うのですが、
あの手のサイトも時には、
マージン料が加算されている可能性は
否定できません。
(もちろんビジネスですので
マージンはあって当然と思いますが)
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見積もりをチェックする
「名人」を目指しましょう
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歯科医院の院長は
見積もりを見る機会は
限られているわけですが……
それでも、なるべく損のない
条件で業者の選定・契約ができるよう
見積もりチェックの上級者に
なることを狙いたいものです。
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志