こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
寒い毎日が続き、風邪など流行ってますが
お元気に過ごされていらっしゃいますか。
さて、スタッフの採用や定着に
頭を悩ませている院長先生に
お伝えしたいことがあります。
それは、
「報酬では幸福度は高まらないのか?」
というお話です。
===============
年収だと幸福度はどうなる?
===============
まずは年収のお話から。
作家の橘玲さんは
「年収800万円を超えると
幸福度は上昇しなくなる」
と話されています。
これは日本でもアメリカでも
ほとんど変わりはないそうです。
世帯年収にすると1,500万円までは
幸福度は上昇することが
わかっているのです。
つまり、1500万円以上になると
幸福度は一定になります。
なぜなら
お金の心配をすることが
ほとんどなくなるからです。
年収が少ない場合、
幸福度が引き下げられる原因として
毎月の固定費や変動費を
どう支払うのかを常に
考えなければならないことです。
スタッフの年齢にもよりますが
お金の心配をする必要がない年収を
歯科医院で支給できれば
彼らの幸福度はほぼ上限となり
働くことに満足できると思います。
============
インセンティブなどの
報酬はどうか?
============
例えば、
「中断患者を呼び戻したら
ボーナスを支給します」
こんな施策を行うと
幸福度は高まるでしょうか?
行動するきっかけになっても
長続きしないと思います。
なぜなら、外的モチベーションは
意思力を必要とするからです。
新年に掲げた目標が
3日坊主で終わりやすいのは
意思力を必要とするからだと
言われ、長続きしないからです。
幸福の定義にもよりますが
私は夢中になれている瞬間に
幸せを感じます。
だからこそ幸福は
内的なモチベーションで
高まるものだと考えています。
そして内的モチベーションは
好きだからやっていて
意思力をそれほど必要としない。
なので長続きしやすいのです。
============
内的モチベーションが
ある歯科医院かどうか
============
年収も大事ですし
インセンティブなどの報酬も
ときには大事だと思います。
しかし歯科医院の経営を考えたら
スタッフの内的モチベーションが
満たされる職場であるかどうか
の方が大事だと考えています。
歯科医院の理念にふさわしい
スタッフを採用できるかどうか。
ふさわしいスタッフなら
内的モチベーションで動くので
定着率も高まります。
採用や定着率改善の
参考になれば幸いです。
今日も最後までご覧くださり
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志
===========
セミナー・対談情報
===========
近日開催のセミナー一覧はこちらから
https://dentrance.jp/seminar.html
■1月11日・1月25日・2月8日・2月22日・3月8日・3月22日
小児口腔機能育成マスターコース「子どもの未来は歯科が作る」
~厚生労働省を始め、日本が直面する少子化を解決できる唯一の方法~
講師:生田図南先生・スタッフ様
https://dentrance.jp/ikutadc2023-1/
■1月13日・1月20日・1月27日
3週間集中コース「管理栄養士・医院導入オンライン院長塾」
講師:ブレイン・ジャパン 大城正和様・管理栄養士 柴原元様
https://dentrance.jp/eiyoushi3days2023/
■4月17日・5月22日・6月19日
たったの3ヵ月で月300万円の自費売上を作れるTCを
「オンラインTC育成アカデミー 第3期」
https://dentrance.jp/otc2023-1/
==================