何を話すかよりもどういう順番で話すかが大事@歯科

何を話すかよりもどういう順番で話すかが大事@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
本日は金曜日、
来年のテーマである
「歯科・IT化」のために
DVD収録を事務所で行っております。
 
労働生産性を高める秘訣・・・
 
それはIT化です。
またシェアしますね。
 
 
さて、本題です。
 
 
 
今日は集患やキャンセル対策、
スタッフ採用やマネジメントで
役立つコミュニケーションについて
お届けします。
 
先生は、iPhoneなどで知られる
アップルを創業した
スティーブ・ジョブズ氏を
ご存じですか?
 
彼のプレゼンテーションは
見るものを惹きつけると評判で、
『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』など
いくつか本も出版されています。
 
彼のプレゼンテーションの秘密を
紹介したいと思います。
 
 
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多くの人は
話す順番を間違えている
 
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異業種交流会などに参加すると
いつも困ることがあります。
 
それは、名刺交換をするものの
すぐにその人の顔を忘れてしまう、
というものです。
 
コンサルタントという仕事柄、
人の名前と顔を一致させることは
得意な方なのですが
 
さすがに1日に100人も200人も
名刺交換をすると忘れてしまうのです。
 
しかしその中でも覚えている人はいて
一体なぜ覚えていられるのかを
考えてみたんですね。
 
するとこんな事に気づきました。
 
その人は、
 
「なぜこの仕事をしているのか?」
 
から話していたのです。
 
多くの人は
 
「自分が何をしているのか?」
 
を話します。
 
しかし「何をしているか」を話しても
同じことをしている人が溢れている時代です。
 
だから印象に残らないんですね。
 
一方、
なぜこの仕事をしているのかから
話す人は印象に残ります。
 
なぜなら、
「なぜ」からその人の物語を
知ることができるからです。
 
ですから最初に伝えるべきは
「なぜ」ということになります。
 
 
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人は物語を好む
 
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私たちは物語を好みます。
 
子どもの多くは
絵本を読んでもらうことが好きで
 
それは映画やドラマのワンシーンに
登場することが多いことからも
うかがえるでしょう。
 
そして人や会社の物語は
「なぜ」と問いかけることから
わかるものです。
 
なぜ、歯科医院を開業したのか?
なぜ、歯科医師になったのか?
なぜ、歯科衛生士を目指したのか?
 
この問から引き出された物語に
感動したり共感したりするわけです。
 
 
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今、人気のある会社や人には
「なぜ」があります
 
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どんなお店でも会社でも商品でも人でも
人気のあるものを思い出してみてください。
 
どれも、
「なぜ」が感じられるのでは、
と思いますが、いかがでしょう。
 
一方、何となくこの仕事をはじめたとか
多くの人がやっているから売れると思ってとか
 
個人的な物語が感じられないものは
人の記憶に残りませんから
結果として人気のあるものには
なりにくいのです。
 
私たちデントランスが理念を大事にしましょう
と話している理由も、ここにあります。
 
理念には物語があります。
 
歯科医院の理念を伝え、
その理念をどのように実現するのかを伝え、
結果、こんな診療メニューができあがりました。
 
こんな順番で話をするのが
スティーブ・ジョブズ氏です。
 
彼が話す順番について
サイモン・シネック氏が
TEDカンファレンスでお話していますので
 
よかったらインターネットで観てみてください。
 
 
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志