こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
本日は鳥取に来ております。
明日は、名古屋の有志の先生方に
クローズで、求人の勉強会を行います。
楽しみです。
情報は知っているだけで
経営が変わるので、先生も情報に
投資して下さい。
歯科経営塾は、その最たるモノです。
http://dtr.jp/skj
さて、本題です。
昨日の
医院の業績アップの秘訣とは?
というタイトルのブログの続きです。
仕事を委任しない限り、
歯科医院の発展は望みにくいという
話しをしました。
それでは、仕事を任せるときの
ポイントはというと・・・
==============
仕事を委任する3ステップ
==============
委任する仕事の内容と、
必要なスキルが明らかになったら
実際に、スタッフに仕事を委任しましょう。
ここでは、仕事を委任する手順と
注意点をご紹介します。
1.スタッフの選任
どの任務をスタッフに回すかを決めたら、
その任務を分類します。
そして、それぞれの任務を遂行するために
何が必要かを明確にします。
そして、それに適したスタッフを選任します。
ここで注意があります。
その仕事のやり方を知っているスタッフに
いつも委任したくなるという
自然な衝動に逆らうことです。
必要なスキルを持っているスタッフが
他にいなければ別ですが
むしろ、委任を、スタッフに
新しいスキルを教える機会として使うべきです。
試練を与えることでスタッフに自尊心が生まれ、
それが仕事の姿勢に反映されることになります。
その仕事をやる上で、基本的なスキルは持っているが
経験が少ないようなスタッフがベストですね。
2.委任の概要を説明する
次のステップは説明です。
仕事を委任したら、その任務を
「明確に説明」しなければなりません。
この時、指示を与えるだけでなく、
場合によっては、特別な訓練やコーチングを
提供することも考えてください。
しばらくすると、スタッフは、
先生のコーチングがなくても任務を
首尾よく完遂できるようになります。
そして、そのスタッフが他のスタッフに
任務を委任する時が来たら、今度は、
そのスタッフに教育する権限を与えましょう。
3.委任したスタッフを監督・評価する
仕事を任せたスタッフの監視と、
能力を向上させるためにアドバイスを
欠かさないようにします。
定期的なミーティングなどを利用して
そのスタッフの能力を
点検をするのが良いでしょう。
ただし、ここでも注意点があります。
あまり頻繁にスタッフの仕事ぶりを
覗いてはいけません。
それをしたら、
先生がその仕事をするのと変わりませんし
スタッフも成長しなくなります。
そして、スタッフが仕事をうまくやり遂げたら、
それを評価することも忘れずに行いましょう。
先生の感謝の気持ちを伝えるだけでも十分です。
ご褒美として、
より大きな責任が伴う仕事を任せることも
いいかもしれません。
======================
適切な委任をしているかどうかの判断テスト
======================
もし、先生がスタッフに
すでに仕事を委任しているのなら
それが適切かどうかを確認してください。
そのために、適切な委任がなされたかを
判断するための質問をご用意しました。
もし、不足していることがあれば
今からでも構いませんので
すぐに対応されることをお勧めします。
1.事前に、委任するスタッフに
仕事の目標をはっきりと示し、
何を「成功」と考えるかを明確に伝えているか?
2.委任する人に、選んだ理由を話しているか?
仕事を完了するために重要な能力を
そのスタッフが持っていることを見極めているか?
3.仕事の期限を設定し、
その期限が重要な理由を説明しているか?
4.中間報告や定期的な点検を要求しているか?
5.仕事に多くの邪魔が入らないように配慮しているか?
6.成功した時には、必ず功績を認め、褒めているか?
スタッフに委任する仕事を増やすのは
勇気のいることです。
しかし、それによって
スタッフのやりがいが出てきます。
先生の総労働時間を増やさずに
重点的に取り組むべき仕事にかけられる
時間が増えます。
結果的に、医院の業績が上がります。
委任当初は大変かもしれませんが
優秀なスタッフなら、
すぐに手を離せるようになります。
ぜひ一度、委任できる仕事を
洗い出して、委任してみてください。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
歯科医師
黒飛一志
P.S.
個別で黒飛に相談したいという先生は
弊社の電話コンサルティングサービスを
ご利用下さい。
先生のお悩みをしっかりと解決いたします。
http://sika-consult.com/
※ 年末の節税にもご利用頂けます。