こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
私は、いつでも、どこでも、どなたにも
「歯科医院経営には理念が必要だ」と
お話ししています。
同時に、
「歯科医院にとって売上・利益が大事だ」
とも、お話ししています。
医院理念は歯科医院にとって大事ですが、
売上・利益がなければ、ただの理想論に
なってしまいます。
一方、売上・利益も大事ですが、
医院理念がなければ、
ただのお金儲けになってしまいます。
要は、利益と理念は両輪。
そのバランスが大事ということです。
そして、真の成功の秘訣は
このバランスを保ち続けることにあります。
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成功して不幸になる人びと
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これは、
カリフォルニア臨床心理学大学院の元学長で
企業の経営幹部に対して、リーダーシップや
組織の健全性の維持のアドバーザーである
ジョン・オニールの著書のタイトルです。
自らのコンサルタントの経験から、
たとえ成功を手にしても、むしろ
不幸の種をまいている人が多い
ことに対して考察を行った本です。
彼は、成功者の中には、
現状に満足できなかったり、
地位を失うことを恐れたり、燃え尽きたり、
家族や健康を犠牲にしたりする人が
多いと言っています。
ここでは、その内容には触れませんが
社会的には成功しているように見えるけど
個人的・内面的には
不幸な人がいるということです。
先生も似たようなことを
見たり、聞いたりしたことがあると思います。
先ほどの「理念と利益」の話で言えば、
「見かけの成功」は、「利益」の部分です。
それに対して、「理念」の実行部分が
「利益」の増加に追いついていない
ということではないでしょうか。
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「見かけの成功」に忍び寄る病気とは
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「見かけの成功」を達成すると
周りから注目されます。目立ちます。
周りと比較されるようになります。
そうすると自然と発生してくる
病気があります。
それは「見栄」という病気です。
それは成功の仮面をかぶって
近づいてきます。
そして、その人の頭の中に
少しずつ入ってきて、
最後にはその人の人格をも
支配してしまいます。
もし、
「見栄」を張ることを覚えてしまうと、
その見栄を維持するために
いろんなものを犠牲にすることになります。
それはお金であり、
それは大切な人との関係であり
それは精神的な満足感、
つまり幸福感などです。
世の中には、そうやって、不幸になっていく
成功者の話がゴロゴロしています。
よく成功者が多額の寄付をしたり
若手スポーツ選手の育成に尽力したり
という話を聞きますが、
これも、「理念と利益」のバランスを
保つための手段ではないでしょうか。
理念を掲げ、それを実行している歯科医院は
自然に利益も大きくなります。
ですが、そこで終わりではなく
今度は、その大きくなった利益で
理念の実行の幅や深さを大きくします。
そうすることで、
更に利益が大きくなります。
バランスのとれた
正のスパイラルが構築されます。
「理念と利益」は両輪だと言いました。
両輪が同じ大きさだから
まっすぐに進むことができます。
もし、少し蛇行しているように感じたら
「理念と利益」のバランスを
確認してみるのが良いかもしれません。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
歯科医師
黒飛一志
P.S.
理念を保つ方法の一つとして
黒飛自身が取り組んでいることがあります
それが、
「歯みがきで世界から虫歯をなくす会」です
http://nocaries.org/
募金でも参加でもいいので
何か先生自身ができる理念を増やして下さい
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