あなたの歯科医院では『紹介』を仕組み化してますか?

あなたの歯科医院では『紹介』を仕組み化してますか?

こんにちは、黒飛です。

 
今日はある事例を紹介します。

コレが大事だと言われる
院長先生は多いですが、

実際に実行できているとなると
少数かもしれません。

あなたの歯科医院は、
どうでしょうか?

 

 新規集患の方法をご存じですか?

 

新規集患の方法というと、
たいていの院長先生が想像することとして、

□ ホームページを使った集患
□ スマートフォンを使った集患
□ チラシやDMをつかった集患

などがあります。

マーケティングこそ自分の仕事として、
熱心に取り組まれている院長先生だと、

□ 歯科医院のプロモーション動画作成
□ YouTubeを使った集患

なども想像されるかもしれません。

 
しかし・・・

上記の方法は思いつくものの、次の方法は
思いつかない方もいらっしゃるかもしれません。

その方法とは何か?

それは・・・

 

 患者さんに紹介をお願いする

 

□ 患者さんに紹介をお願いする

という新規集患方法です。

「なんだ、紹介なら集患方法として
すでに取り入れているよ」

と思われたあなた、正解です。

 

なぜなら、

私の実感値だと大多数の歯科医院では、
紹介を仕組み化していないからです。

 

 
事実、これまで私はいろいろな歯科医院で
コンサルとしてきましたが

紹介キャンペーンが書かれたチラシを
見たことがそれほどありません。

10の歯科医院に行って
1件あるかどうかですから、

多くの歯科医院では紹介が仕組み化されていないのは
推して知るべし、ですね。

 

 なぜ新規集患に紹介が有効なのか?

 

新規集患に紹介が有効な理由。

それは、

歯科医院経営が地域ビジネスだからです。

 

院長先生もご存じの通り、

遠くの街から電車を乗り継いで
歯科医院に通う方は少ないですよね?
(もちろん、例外はあると思いますが。)

患者さんが歯科医院を探すときは大体、
急な歯の痛みをなんとかしてほしいと思い、

職場や家のそばを検索するわけですし、
そのほうが通うのにも便利なわけです。

 

そして、歯科医院の経営状態を
良好なものにしようと考えた時、

定期的な検診に通ってもらえる
距離というのはマーケティング上
重要ですから、

すでに通っている患者さんの紹介というのは
歯科医院にとって魅力的ということになります。

なぜなら、職場が一緒であったり、
家が一緒、もしくは家がご近所であったりと、

あなたの歯科医院に通いやすい
新規の患者さんを紹介してくれる確率が
非常に高いからです。

 

 いつ紹介をお願いするか?

 

では、どのタイミングで紹介をお願いするか?

これは、いろいろと考えられますが、
わかりやすいタイミングで言うと

□ 治療が終わったタイミング

ここがいいでしょう。なぜなら、

院長先生始め歯科医院への満足度が
最高潮に達しているからです。

治療が終わるまで通っているということは、
治療に満足している可能性が高いでしょう。

 
であれば、治療が終わったタイミングで、

「もし知人で困っている方がいたら、
紹介をお願いしますね」

と院長先生自ら伝え、受付スタッフが
紹介キャンペーンのチラシを渡すように
仕組み化しておく。

そして実際に紹介されたら、
御礼の粗品を用意したので
次回の定期検診時にお渡ししますね、

とハガキを送っておく。

コレをやるだけで、紹介だけではなく、
既存の患者さんのフォローアップにも繋がり、
一石二鳥です。

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もちろん、
実際にいつ紹介が発生するかは
わからないものです。

それでも手を打たない限り、
紹介は発生しません。

ポイントは
「ウチの治療が気に入ったら
きっと紹介してくれる」

と思い込まないことです。

人は頼まれないと、
動かないものですから。