こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
お元気ですか。
大阪は曇り空です。
一昨日の日曜日は東京駅前で
自費向上セミナーを開催し
多くの先生の「治療説明動画」を
制作することになりました。
https://service-douga.com
明日は、愛知県の歯科医院にて
訪問歯科立ち上げコンサルティングです。
訪問歯科は、
黒飛が大好きな分野です。
これからの高齢社会には必須ですね。
さて、本題です。
歯科医院では、
初診の患者さんをお迎えしたときは
問診票への記入をお願いすることが
一般化しています。
問診票で真っ先に目立つのは、
何と言ってもその方のお名前でしょう。
「氏名」記入欄は、たいていの場合
大きなスペースを割いてあるはずですし
いちばん上のほうに
欄が置かれるものです。
氏名欄には通常、すぐ上に
読み仮名をふる欄がつくられています。
この氏名欄・読み仮名欄には
たいていの患者さんは
きちんと記入して下さることでしょう。
もっともたまには、
読み仮名の記入を
忘れてしまう方もいるかもしれません。
もしくは、氏名・読み仮名を
すらすらと書きづらい事情がある
というケースもあるかもしれません。
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患者さんのお名前に関して
たまに出てくる注意点
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■外国の方のお名前
外国からの日本への流入は、
すさまじい勢いで
続いているのだそうです。
旅行のような一時的な滞在者が
たくさんいるわけですが、
そのいっぽうで、定住等を目的とする
ケースも増えているのです。
どちらにしても、
お口のトラブルが発生したために
歯科医院に訪れる外国出身の方は
今後ますます
増えていくと思います。
ところが、外国の方のお名前は
うまく書いて頂けるとは
限らないでしょう。
言語の仕組みが違えば、
お名前の構造も大きく異なります。
※中国や台湾といった国々からの
患者さんの場合、漢字の種類は
大きな問題となることがあります。
早い話、日本のパソコンで
どう入力したらよいのかわからない字が
お名前に混ざっていることがあります!
(ポケトークの話しはおいておきますね)
また、とても長いお名前を
お持ちの方の場合は
どこまで書いて頂くべきか?
これはケースバイケースで
判断するしかないかもしれません。
■結婚や養子縁組等で
お名前が変わった場合
結婚による改姓は
わりと多いケースでしょう。
最近変わったばかりの方は、
つい旧姓を書いてしまうことは
よくあります。
また、結婚後も旧姓を通称として
使っている方もけっこういます。
■字体の問題
漢字には旧字体がありますが……
普段は、その漢字を使わずに
サイン等をしている方も
珍しくありません。
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患者さんのお名前は、
基本的には最初の段階で
確認したほうがいいでしょう
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しばらくの間、誤解したままで
いるよりは……早い段階で
確認したほうがよいでしょう。
というわけで、
お名前に対する疑問があるときは
早めに確認するという
方向性を持ってよいでしょう。
保険証のお名前と、問診票のお名前に
違いがあるといった場合は
いちおう気づいた時点で
確認を入れたほうがいいということです。
もっとも患者さんが、あいまいなお答えしか
して下さらないこともあるでしょうから、
無理に聞き出すわけにもいきません。
したがって、名前に対する誤解は
完全に消せるとは限らないのですが……
※ちょっと変わった例かもしれませんが
離婚等でお名前が変わった方の場合は、
そのあたりの事情を
あまり細かく質問されたくない
(それも受付のような、
他の患者によく聞こえる場所で!)、
とお思いなることも多い模様です。
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名前を間違えるのは失礼・・・
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ある人に一番大事なモノがあるとすれば
それは、その人の名前だ。
という言葉を聞いたことがあります。
その人にとって一番大事なものである
名前を間違えるのはよくありませんね。
逆に、名前をしっかりと覚えている
受付スタッフは素晴らしいと思います。
リッツカールトン大阪に行くと、
駐車場に立っているスタッフが
「黒飛様」と言ってくれます。
何か嬉しい気持ちになります。
歯科医院でも同じはずです。
先生の歯科医院の受付スタッフが
患者さんの名前を正確に覚えておき、
即座に声かけをできれば、
印象は非常に良いでしょう。
では、どうやって患者さんの名前を
しっかりと覚えたり、
管理することが出来るのでしょうか。
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アポイントシステムに頼りましょう
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最近、本当に多くの先生から
「スタッフが辞めて、新しいスタッフに
変わった」
と聞きます。
以前は、歯科医院のスタッフは
長く働いていたと思いますが
最近は、本当に2年周期くらいで
新しいスタッフに変わるイメージです。
患者さんの名前を覚えるのも、
新しいスタッフからすると大変だと思います。
対応策は、ITに頼ることです。
システムに頼ることです。
そうすれば、名前だけでなく、
その患者さんのパーソナリティー、
周辺の友人、家族の来院歴や素性も
取れることが出来ます。
結果、
患者満足度を上がり、
歯科医院の中断・キャンセルを下がります。
この辺りの話しは、黒飛は
「中断・キャンセル 予防セミナー」で
お話をしております。
4月は、博多と新大阪にて
「中断・キャンセルを半分にして
最低でも1000万円の損失を減らす」
ことをテーマに話しています。
是非、お越し下さい。
↓↓↓↓↓↓
http://dtr.jp/can
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志