立地(開業場所)と集患(MEO)の関係を考える

立地(開業場所)と集患(MEO)の関係を考える

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
緊急事態宣言が3都府県で出される様子ですが
状況を見ていきたいですね。
 
本題ですが、
歯科医院は、数が増えすぎた
ビジネスモデルとして
よく引き合いに出されてきました。
 
飲食店や、整体・鍼灸のような
セラピービジネスのような
極端に参入障壁が低い
ビジネスモデルではありません
 
(これらのビジネスは、法規制が
 医療業界ほど厳格ではありませんし
 当初の資金が少なくても
 開業できる余地があります)
 
それにもかかわらず
 
「歯大生や歯科医師試験合格者が
 多すぎる」
 
「勤務医として働ける場所が足りない」
 
といった独特な事情から
過当競争を余儀なくされてしまいました。
 
今この記事をお読みの先生は
すでに、どこかで開業している
院長がほとんどでしょう。
 
歯科医院は、いったん開業したら
末永く、その場所で
運営を続けるものです。
 
しかし、移転することなら
珍しいことではありません。
 
また、分院や承継といった理由から、
拠点が変わることも
それなりにあるでしょう。
 
今回は、
開業場所の条件に関して、
 
現在、流行している
マーケティング「MEO」と
絡めて考えてみたいと思います。
 
 
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開業場所の近所の見込み患者を
どうやって囲い込むか
 
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この数年、Googleはローカル検索に
力を入れるようになっています。
 
MEOは、そのGoogleの傾向に
ぴったり合致した
集客(集患)の技術です。
 
歯科医院にとっても、MEOは重要です。
 
エリア内の見込み患者が、
歯科医院に行きたくなったときに
自院まで誘導できるチャンスを
つかむことができますから。
 
とはいえ、先生の医院が提供したい
診療サービスは、どんな内容でしょうか。
 
できれば、自院まで
うまいこと誘導したいのは、
先生が推している診療内容を
欲している患者さんでしょう。
 
保険診療を求める患者さんも
引き続き集める必要はありますが、
 
しっかりと自費診療の患者さんを
優先的に集めないと成功とはいえないのでは
ないかと思います。
 
そんなときこそ、MEOです。
 
MEOでは、SEOと同じく
「キーワード」が大きくものをいいます。
 
集めたい患者さんを誘い込む意味でも、
キーワードの選択を正しく行うことが
重要視されます。
 
 
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例えば、小児歯科
 
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小児歯科であれば、
周りに幼い子供が
一定数いないといけません。
 
たとえば、
 
「比較的若い年齢の夫婦が
 集まりそうな集合住宅がある場所」
 
または
 
「幼稚園や小学校のような施設がある場所」
 
といった条件がすぐに思い浮かびます。
 
そのような子どもや親を集めやすい場所に
医院が位置しているならしめたもので、
MEOをやる上でも
大いに有利となるはずです。
 
※もっとも、このような立地条件は
 競争医院の目にも、
 おそらくすぐにとまるでしょう。
 
 したがって、ライバル医院が絶えず
 乗り込んでくる恐れがあることは
 忘れてはいけませんが・・・
 
※ちなみにMEOでは、
 「似たような診療スタイルを持つ」
 「似たようなキーワードで施策をする
  可能性がある」
 
 というライバル医院が
 近所に多いか少ないかで
 かなりの影響を受けてしまいます。
 
 
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MEOを追求することは
地域の集患のやり方を見直すきっかけ
 
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開業場所を今さら
変更するような可能性は
どの院長にとっても、めったにないでしょう。
 
ただ、このコロナの影響や
人口減少のある日本では、
今後の診療および経営戦略を考える際、
立地条件に大きな影響を受けます。
 
だから、必要があれば、
場所を変えることも大切でしょう。
 
また、今が旬である「MEO」を
本格的にやる上でも
「立地条件」と「今後の診療の方向性」は
欠かせない判断材料となるはずです、
 
いや、MEOを考える行為が、
立地にふさわしい条件や
医院の経営&集患戦略を見直すきっかけを
もたらしてくれるといえるでしょう。
 
しっかりとMEOを行って下さい。
 
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先生の知らないMEOの世界を
お伝えします。
 
MEOから医院の方針をあらためて
考えましょう。
 
 
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志