歯科医院経営BLOG » 離職率を下げる方法を知りたくないですか？＠歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
　
　
以前より、美容院の採用対策も参考に
衛生士の求人・採用について
ご紹介しています。
　
ただ、せっかく良い人材を採用できても
すぐに辞められてしまっては
求人・採用にかかった費用と時間が
無駄になってしまいます。
　
この点も美容院と似ています。
　
美容業界では、新規採用者の約１５％が
１年以内に退職してしまうそうです。
　
その割合は年を追うごとに増え
３年で５割、５年で８割が
退職するというデータもあるそうです。
　
これは、”とりあえず採用”の
影響もあると思いますが
経営者にとっては頭痛の種であることには
変わりありません。
　
　
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なぜ、離職者が増えていくのか？
　
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衛生士が勤め始めたばかりの頃は
初めての体験ばかりで、覚えることもあり
　
自分が成長していることを
感じることが多いため
モチベーションが高くなっています。
　
ところが、仕事に慣れるのと同時に
徐々にモチベーションが低下していきます。
　
そして、逆に不満な点が多くなり
そこに、別の医院からの誘いや
身近な人のアドバイスなどが加わると
退職しやすくなります。
　
一般的に、
スタッフの仕事に対する動機付けは
次の５つだと言われています。
　
（１）やりがいのある仕事を通して
　　　達成感が得られること（達成感）
　
（２）達成した成果を上司や同僚に
　　　認められること（承認欲求）
　
（３）仕事の中で自己の知識や能力を
　　　活かせること（仕事そのもの）
　
（４）責任を持って仕事を
　　　任せられること（責任）
　
（５）仕事を通して能力を向上させ
　　　人間的に成長できること（成長）
　
つまり、
スタッフのモチベーションを高めるには
　
仕事そのものの与え方に配慮し、
責任の幅を広げ、
腕のふるえる余地を大きくし、
　
やりがいを感じられるように
しなければならないということです。
　
　
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理屈はわかるが、どうしたらいいのか？
　
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理想はよくわかるけど
大企業ならまだしも、歯科医院では
それほど色々な仕事が次から次へと
あるわけではないのに、
　
どうやって
モチベーションを維持したらいいのか？
と思ったりしますよね。
　
ですが、やり方によっては
歯科医院内の業務でも
無限に仕事を作っていくことができます。
　
それは、新しい仕事を作る
という意味ではありません。
　
あくまで、
従来の仕事の範囲内で出来ることです。
　
それは、仕事を細分化する
というやり方です。
　
例えば、達成感を得られるようにするには
大きな仕事でなくても構いません。
　　
初診カウンセリング一つをとっても
単に質問して
チェックシートに書き出すだけでなく
　
症状以外の悩みや
患者さんの価値観を聞き出す
といったことを
　
一つの仕事として定義して
スタッフに責任をもたせてやらせる
といったことをやれば良いのです。
　
そして、その成果を
院内ミーティング時に発表させることで
承認欲求が満たされますし
自己達成感も高まります。
　
そういったことを
スタッフの成長に合わせて
次から次へとやらせていくように
すればいいのです。
　
　
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スタッフマネジメントの要諦
　
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ただ、どんなに先生が、スタッフの
モチベーションを上げようと努力しても
“あること”が欠けていると
スタッフが信じてついて来てくれません。
　
そればかりか、逆に
仕事を押し付けられているとか
余計なおせっかいだと思われかねません。
　
そうなったら、
先生が熱心になればなるほど
スタッフとの関係は悪くなるばかりです。
　
しかも悲しいことに
これは、真面目で勉強熱心な先生ほど
その傾向が強くなります
　
ですから、スタッフマネジメントの
スキルや技術を磨くのと同時に
これについても理解して
日頃から努力する必要があります。
　
ですから
その”あること”を理解して
身につけられるようになるのがコレです！
　
　
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今日も読んで頂き
ありがとうございます。
　
　
歯科医師
黒飛一志