ゆるやかに衛生士を募集する方法@歯科

ゆるやかに衛生士を募集する方法@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
全国的に、人出不足の問題が
頻発しているようです。
 
景気の回復とも関係がありますが、
少子高齢化をはじめその背景には
多数の原因が絡み合っている模様です。
 
 
歯科医院もその例外ではありません。
 
地域差や診療科目の影響などによって
変わりますが、黒飛は
 
「高いお金を払って求人広告を出しても、
なかなか人が集まらない」
 
そんなボヤキを耳にすることが多いです。
 
求人や採用についてはこれまでも幾度となく、
ブログ、セミナーでもニュースレターで
取り上げておりますが…
 
今日は、求人の出し方を
ちょっと工夫して、少しでも
人をつかまえるチャンスを増やす方法を
お伝えしましょう。
 
 
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人材を急募する必要ができた場合のために
できれば、普段からの備えを
 
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1.ネット上の求人媒体を、常日頃から
 チェックして備えておく
 
最近はインターネットが発達したおかげで、
求人媒体はネット上に無数に存在します。
 
そしてよく知られているように、
やはりWebは何かとスピードが違います。
 
「人が急に辞めてしまった」といった、
新しいスタッフを
急いで補充する必要がある場合は、
このネットのシステムを手際よく
活用するようにしたいものです。
 
 
とはいえ、その素晴らしいスピード感は、
いいことずくめだとは限りません。
 
なぜならば、絶えず新しい求人広告を
どんどん受け付けてくれる媒体は、
毎日のように新しい求人を掲載します。
 
したがって、2~3日経過しただけで、
あっという間に「下のほう」に
埋もれてしまうことがあるのです。
 
この点は当然、媒体の性質や
サービス内容によって微妙に変わります。
 
特定の条件で検索すれば、かなりの期間
上位に表示してくれるところだって
見つかるでしょう。
 
※大事なことは、そのような特徴は、結局
 よく観察しておかないとわかりませんし
 実際に求人を出して使い勝手を
 試す必要もあるでしょう。
 
 
2.再出稿に関する条件もチェックしておく
 
この点も大事です。
求人が掲載される期日・期間と一緒に
忘れずそこまで確認するくせを
つけたいところです。
 
一定期間(たとえば、1週ごとに更新される
求人サイトなら、1週間おきに……です)
 
経過するたびにまた出稿することも
できますが、その際のコストをはじめ、
諸条件はなるべく比較しておくに
越したことはありません。
 
※とはいえ、楽々と再出稿できる媒体にも
 問題点はあります。
 
 いつまでも、同じ求人情報が何ヶ月も
 掲載されているサイトがありますが
 
 (求人誌やハローワークでも、
 けっこうあります)
 
 そのような媒体はあまり求職者が真剣に
 見てくれない傾向もあります。
 
 
3.応募の期限を、はっきりと決定する
 
これは、できる場合とできない場合が
あるかもしれません。
 
早い話、この方法の要点は「~月…日まで」
といった期限を設けて、
「それまでに応募するように!」と
求職者に伝えるわけです。
 
この方法には
「その情報を見るのが遅かった求職者が
応募できなくなってしまう」
という弱点があることは否定できません。
 
それでも、「仕事を探している人材に、
積極的な応募を促せる」という強みがあります。
 
人を1日でも早く補充したいときは、
検討の価値があるでしょう。
 
 
あわてて人を急募する事態に
陥らないために、
 
 
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ゆるやかに募集しておくのもありです
 
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先ほど、「何ヶ月も、同じ求人が
出ていることがある」と書きましたが、
 
ここでご説明する方法は、
むしろそのような媒体にこそ
向いているかもしれません。
 
この方法の要点は、普段から
求人を出しておく…ということです。
 
(歯科衛生士においては殊更)
 
 
しかし、当然コストがかさみます。
 
また、特に人が必要ではないときに
応募者が出てくると、
結局お断りする羽目になってしまいます。
 
ただし、連絡先等をうかがっておけば
いざというときに来てもらうことだって
できるかもしれません。
 
(黒飛のいつも言う「リスト化」ですね)
 
※また、正社員以外の求人については
 短時間で少しずつ働いてもらって、
 どんな人なのかチェックすることだって
 できるでしょう…
 
 そのような点を考慮すると、この方法は
 アルバイトやパートの募集に
 向いているといえます。
 
正社員での募集であれば、
「即日での勤務ができない方も、応相談」
なんて文句を書き添えて、じっくりと
人材を集める、といった手も
考えられるのではないでしょうか。
 
 
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求人で、苦闘した経験があるなら、
媒体の使い方を見直しましょう
 
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現在の歯科医院において、求人は
大きな問題になっています。
 
求人媒体の動向を探っておくことも
安定した経営を続ける上では大事です。
 
 
もっとも今日お伝えした方法は
求人サイトや求人動画、求人用名刺を
ベースにした上での話しということは
 
デントランスの採用セミナーなどで
何度も伝えています。
 
まだ求人サイト、動画、名刺を
持っていない先生は、他の院長に
求職者を持って行かれないように
早めに制作してしまいましょう。
 
求人メディア制作
http://staff-seminar.com/media/
 
求人動画制作
http://dental-recruiting.com/
 
 
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志