こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
昨日は東京でした。
お昼は、勤務医時代から海外で勉強を
ご一緒させて頂いた
仙台の笠原先生と打ち合わせをしておりました。
そして、
東京都のある衛生士学校を訪問しました。
「1人の衛生士につき21の歯科医院が
内定を出す」
なんて状況です(汗)
クライアントの先生と一緒に
衛生士学校で、関係作りをしてきました。
さて、ここで、ひとつ、先生に質問です。
スタッフ教育をしていて、
院長先生がちょっと残念に思うのは
どんなときでしょう?
わからないことが多すぎる
スタッフの存在?
それとも
自ら学ぼうとしない姿勢?
いろいろあると思います。
しかしコンサルティング先の
院長先生たちが口をそろえていうことは
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「それ知っています」
というスタッフの態度…
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もうそれは知っています、
というようなスタッフの態度を感じると
残念に思うそうです。
先生も、心当たりはないでしょうか。
私自身、歯科技術に限らず、
様々なセミナーや講座に参加し
勉強し続けていますが
参加する側から
「そんなの知っている」
という空気を感じると、
残念な気持ちになりますから
スタッフの態度を残念に思う
院長先生の気持ちは
とてもよくわかります。
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素直な気持ちにこそ人は心を開くもの
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なぜなら、素直な気持ちにこそ、
たとえ学んだことではあっても、
新たな気持ちで学ぼうという態度にこそ
人は心を開くと考えているからです。
スタッフマネジメントの場で
スタッフから「もう知っている」という
態度を感じた場合、
患者さんとのやり取りでも
スタッフはそういう空気を発している
可能性があります。
ですからもしマネジメントや
研修の場で良くない態度を感じた場合は
改善しておく必要があるのです。
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初めての体験をしにいく研修を導入する
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しかし口で言ってもなかなか
伝わらないものですし、
改善も難しいものです。
ですからもしそんなスタッフがいる場合、
初めての体験をしにいく研修を
導入することをオススメします。
人間、初めてのことであれば
新鮮であるゆえに
好奇心や怖さがでてくるものです。
ですからその新鮮な気持ちを一度
思い出してもらい、
その上で
「それ知っている」という態度が
出ていないかどうか振り返ってもらう。
この順番が、
受け入れられるには大切だと考えています。
例えば自費診療の説明についても
同じことが言えます。
スタッフの思い込みで、
「それは知っている」という態度で
患者さんに自費診療のメニューを見せることを
自分勝手に拒否していないでしょうか。
患者さんのために、
素直な気持ちで考えて、
選択肢を提示する。
患者さん満足度の向上は
スタッフの素直な態度から。
先入観をなくす体験を、
心がけていきたいですね。
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志