こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
最近、テレビやインターネットで
「睡眠負債」という言葉をよく聞きます。
この「睡眠負債」とは
アメリカの睡眠に関するエキスパートたちが
提唱する考え方で、
必要な睡眠時間に対する不足分
すなわち忙しい毎日の睡眠不足が
徐々に溜まっていったマイナス分(負債)
のことだそうです。
そして、ほとんどの人が
この「睡眠負債」を持っているそうです。
誰だって、好きなだけ眠れれば
それに越したことはないのですが
そうできないのが現代人の悩みですね。
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睡眠負債が溜まっていくとどうなる?
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ロチェスター大学
トランスレーショナル神経医学センターの
マイケン・ネーデルガード女史によると
「睡眠中に脳の掃除が行われている」
そうです。
マウスの実験によると、マウスが眠ると
脳細胞が縮んで、脳脊髄液が流れる空間が
大きくなるそうです。
これによって、脳内に蓄積した
アルツハイマー病にも関連がある有害物質が
文字通り洗い流されるのだとか。
ところが、睡眠負債があると
この有害物質が十分に流されず
脳の中に蓄積されていくらしいです。
つまり、この研究により、私たちは
今まで以上に睡眠不足の恐ろしさを
実感しなければならない、ということです。
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睡眠負債を増やさないようにするには
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月並みな提案で申しわけありませんが
仕事を効率的にこなす
ということでしょう。
そして、一度にたくさんを
やろうと思わないこと。
予め時間を決めて、終了時間になったら
さっさと終わる、ということでしょうか。
時間があると思うと
ついダラダラとしてしまいがちですから
あらかじめ「この仕事は90分」と決めて
時間になったら途中でもやめましょう。
そうすることで、
中途半端で終わらせたくないという感情
完成させたいという欲求が湧いて
再開するときにモチベーション高く
取り組むことができます。
ということで
しっかりと睡眠をとりましょう!
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
歯科医師
黒飛一志