こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
少し前の話になりますが、
昨年の11月末に配信したメールで
「アンチエイジングを
体現することの大切さ」
をお伝えしたばかりです。
あのメールをお送りしたのは、
最近は審美治療にチャレンジする
医院が増えているからです。
アンチエイジングにこだわりを持つ
患者さんの手前、院長自身が
エイジレスを実現していると望ましい。
そのような内容でした。
あのメールの中で、
運動を週に3回することの大切さを
軽く書かせて頂きましたが、本日は
その点をもう少し掘り下げてみます。
「歯科医師がスポーツをする場合に
忘れてはいけないポイント」です
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院長が運動不足を避けるのは
思った以上にハードです・・・
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院長になると、診療のために
1日の大半を費やすことになります。
診療前や診療後にやることも
それなりにありますし、院長である以上は
スタッフ向けの指示出しや教育、
さらに経営に対しても時間をかけて
取り組む必要があります。
そして自身の研究だって、かなりの時間を
割いて進めないといけません。
そして家族をお持ちの場合なら、
家族と過ごす時間もなるべく
多めに残しておかないといけません。
これは現代人全体に共通する課題ですが、
歯科医療界でも全体的に、
運動不足気味の方がたくさんいます。
患者さんに健康を説明する院長が
運動不足では説得力が無いので
まずはあなたが健康であってほしいです。
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休日のスポーツ、その効果は?
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歯科医院は、土日が両方とも
休みだとは限りません。
いずれにしても、週に1~2日は
全休というところが多いでしょう。
週に1、2回の休日を、運動すべてに
使えるとは限りませんが、休みの日に
テニスのようなスポーツをやっている方は
けっこういるのではないでしょうか?
(ゴルフも多いかも知れませんね)
もちろん、全然やらないよりは
やったほうがいいでしょう。
しかし基本的に、運動は週に1~2回では
効果は出ないものです。
以前のメールでも書いていますが、
週末にスポーツを楽しむことは
全然悪いことではありません。
ただし可能な限りほかの日にも
体を動かしたほうがいいでしょう。
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いきなりスポーツを再開するときの
注意点とは?
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特に男性の場合は、中学・高校で
スポーツ系の部活動に参加していた方が
多いでしょう。
大学では、本格的な体育会に
属していた方は多くないかもしれません、
しかしテニスやスキーといった
スポーツを楽しみながら、
学生同士の交流をはかるサークルに
属していた方も多いのではないでしょうか。
このような方々に共通するのは、
社会に出て歯科医師として働きはじめると
いっぺんに運動する機会を
失ってしまうことでしょう。
10代から二十歳前後にかけては、
人生でいちばん肉体が活発な時期です。
その時期は、部活動の練習が
かなりハードでもついていけるものです。
しかし社会人になると
どんどん体力や筋力は衰えていきます。
学生の頃は運動神経に自信があった方でも
スポーツをほとんどしない時期が
できてしまうと、どうなるでしょうか?
久しぶりに身体を動かした結果、
「かなりのショックを受けた」
という感想を持つ方が多いのです。
つまり、「いつの間にか、
自分の身体が動かなくなっていたこと」
に対してショックが大きいのです。
※(いわゆる)デンタルで
活躍した輝かしい実績を持つ先生でも、
スポーツをしない生活習慣が
いったんできてしまうと、運動能力の
劣化を避けることは難しいです。
そして、そのようなときに
やってはいけないのは、
あわてて運動を再開すること。
衰えた身体をいきなり動かすと、
身体が悲鳴を上げます。
筋肉痛くらいで済めばよいのですが、
一歩間違うとケガをする羽目になります。
僕はラグビー部でしたが、
やはり久しぶりの運動は危険だと
認識しています。
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久しぶりにスポーツをする前は、
準備がとても大切です
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院長に限ったことではありませんが
運動していない期間がある上で
スポーツをする場合は、
まず身体をならすことが大事でしょう。
少しずつランニングをしたり、
室内で使える器具を使ったり……、
といった方法が考えられますが
特におすすめなのは、
ジムに行って相談することです
(専門的なメニューを用意してもらえる
チャンスがありますから)。
いずれにしても、
適度に運動量を増やしていくことと
継続することがポイントです。
先生の歯科医院のスタッフも院長が
運動して健康的な生活をされていると
嬉しいでしょう。
ぜひ、継続して健康であって下さい。
あなたが健康であることは
歯科医院がうまくいく土台となりますので。
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志