人に好かれる簡単で効果的な方法@歯科

人に好かれる簡単で効果的な方法@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
以前に、デール・カーネギーの名著
「人を動かす」の第1章「人を動かす3原則」
をもとに歯科医院での対応をお届けしました。
 
今日は、その続きとして
「人に好かれる6原則」をご紹介します
 
 
人は誰でも、他人から好かれたいという
基本的な欲求があります。
 
また、好きな人が困っていれば
すすんで協力しますし、
 
万一、不適切な対応があっても
良い方向に解釈をしてくれます。
 
ですから、患者さんやスタッフに
好かれる先生になって損はありませんよ。
 
 
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原則1:誠実な関心を寄せる
 
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人は、自分に関心を寄せてくれる人々に
関心を寄せます。
 
それもポジティブな関心を寄せる人を
好きになります。
 
ですから、
患者さんやスタッフの気づいたところを
話題にして、褒めてください。
 
誰にだって、良いところの
一つや二つはあります。
 
服装のセンスでも良いですし、
言葉遣い、考え方、趣味の知識など
なんでも良いです。
 
 
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原則2:笑顔で接する
 
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笑顔の効果は強力です。
 
どんなに疲れていても、気分が優れなくても
笑顔で接してください。
 
ある人は、毎朝鏡の前で笑顔の練習をすると
良いといっています。
 
 
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原則3:名前は、当人にとって最も快い
    最も大切な響きを持つ言葉
 
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偉人たちの多くは、人の名前を覚えるのが
得意だそうです。
 
名前で呼ばれた人は、それだけで
自己重要感を満たされるということです。
 
患者さんに対しても、治療前、治療後、
必ず名前で読んであげるようにしてください。
 
覚えにくかったら、カルテに
名前を書いたポストイットを
貼っておいても大丈夫です。
 
それをチラ見しながらでも
名前で話しかけてください。
 
 
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原則4:聞き手にまわる

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どんな褒め言葉を言われても
惑わせられない人でも、
 
自分の話を聞いてくれる相手には
惑わされてしまいます。
 
患者さんもスタッフも
先生に話を聞いて欲しいのです。
 
特に、相手に先生の話を聞いて欲しい時には
まず、相手の話を良く聞くようにしてください。
 
そうすれば、相手も先生の話を
聞くようになります。
 
 
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原則5:相手の関心を見抜いて話題にする
 
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人の心をとらえる近道は、
相手が最も関心を持っている問題を
話題にすることだそうです。
 
患者さんの場合には、
まずは、今現在の痛みなどが関心事ですから
それを真剣に聞いてあげることが大切です。
 
「あぁ、アレか」と察しがついても
患者さんの疑問に丁寧に
応えてあげてください。
 
 
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原則6:重要感を与えるー誠意を込めて
 
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誰でも、「重要な人物になりたい」
「他人に認められたい」という根強い欲求を
持っています。
 
患者さんが先生の指示を守らなくても
患者さんを非難してはいけません。
 
「忙しかったから、、、」と言い訳されたら
「重要な仕事を任されていて大変ですね」
と言って、
 
そのような状況でもできることを
一緒に考えてあげてください。
 
そうすれば、患者さんの方から
ヤル気を出してくれるはずです。
 
 
このように、
人に好かれる方法というのは
非常に単純なことばかりです。
 
ですが、私たちは
ついついこれを忘れてしまいます。
 
ですから、逆にこれらができれば、
患者さん、スタッフの満足度も上がり
他院の先生とは圧倒的な差が出てきます。
 
こんな簡単なことで
地域ダントツ歯科医院になるなら
意識してみようと思いませんか?
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
P.S.

心理学者アドラーの言葉
 
「他人のことに関心を持たない人は
苦難の人生を歩まねばならず、
他人に対しても大きな迷惑をかける。
 
人間のあらゆる失敗は
そういう人たちの間から生まれる。」
 
 
歯科医師
黒飛一志