こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
先日、
愛知県刈谷市へコンサルティングに行き、
その後心斎橋に戻り、兵庫県の医療法人の
理事長先生にジャケパンを2着、
お仕立てさせて頂きました。
充実した1日でした。
しかし、東海道新幹線はガラガラですね^^;
新型コロナウイルスの話題がまだまだ
続きますが、こういうときこそ、
先生には免疫力を付けてもらいたい。
と思い、
今日のテーマを選びました。
では、質問です。
先生は毎日、
十分な睡眠を取っているでしょうか?
短時間しか眠らない人を
ショート・スリーパーとか呼んで
そういう人は活動時間が長いので
成功しやすいといわれていた時期も
あったような気がします。
十分な睡眠時間には
個人差があるようですが
日本人を対象に行われた意識調査では
ベッドにいる時間が6時間を切ると
睡眠不足と感じる人が多かったという
結果もあるそうです。
また、アメリカで行われた
寿命と睡眠時間の関係を調べた調査では
睡眠時間が7時間の人が
最も死亡率が低く長寿だったそうです。
長さは別としても、
睡眠が健康に影響を及ぼす
というはわかりますが
記憶に対しても大きな影響があるようです。
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レミニセンス(追憶)現象
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先生も、寝ている間に脳が記憶を整理し
学習を促進するということを
聞いたことがあるかもしれません。
この現象のことを
「レミニセンス(追憶)現象」と言います。
先生も学生時代に
徹夜で覚えたものはすぐに忘れてしまった
という経験があるのではないでしょうか。
一方、睡眠をはさみながら
2、3日かけて覚えたものは
忘れにくかったりします。
これらはレミニセンス現象のために
寝ている間に記憶の再生、促進、
定着が行われたものと考えられています。
これまで何回練習しても
うまくできなかったことが
ある日突然、うまくできるようになるのも
日々、練習を積み重ね
情報を脳にインプットし続けた先に
ある日突然、花開きます。
ところが、大抵の人は
なかなか成果が出ないために
途中で諦めてしまいます。
レミニセンス現象が起こり
脳に記憶が定着するまで待てないのです。
これが、あきらめず繰り返すことが
成功の秘訣と言われる所以です。
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人はどこまで頑張り続けることができるか?
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もちろんこれは仕事でも同じです。
仕事で卓越した力を達成するには、
自分が求めるスキルを何度も繰り返し、
計画的に、途中に休息をはさんで
訓練する必要があります。
レミニセンス現象により
脳に覚えさせるのですね。
では、起きている間ずっと訓練して
十分な睡眠をとればいいかというと
残念ながら、そうではありません。
なぜなら、集中力がもたないからです。
人間の集中力の継続時間は一般的に
90分が限度と言われています。
つまり、90分以上継続していても
「やっているつもり」にはなっていても
実際には訓練になっていない
ということです。
だから、大学の授業などは
90分くらいで区切られているのですね。
そして、この90分のインターバルを
繰り返していくと、徐々に
パフォーマンスが低下していくそうです。
身体も脳も疲れてしまうのでしょう。
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最高のパフォーマンスを発揮する方法
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では、最高のパフォーマンスを得るには
どうしたらいいかというと
一説には90分の集中した訓練を
一日、3回程度にするのが
最も良いそうです。
時間にしたら4時間半ほどです。
短いように感じますが
本当に90分間集中してやるのは
非常に大変なことです。
相当疲れます。
私たち歯科医師の場合には
90分連続して治療にあたることは
あまりありませんが
その代わり一日の診療時間は
7時間ほどになります。
診療の合間や昼休みには
十分な休憩をとるのと同時に
夜も十分な睡眠を取りましょう。
特にお昼休みに20分ほどの
昼寝をするのも効果的だそうです。
もちろん、先生だけでなく
スタッフにも十分に休んでもらえるような
環境作りも先生の大切な仕事です。
十分な休息と睡眠で
最高のパフォーマンスを達成しましょう。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
株式会社デントランス
黒飛一志
P.S.
この時期、なかなか移動して
セミナーには参加しづらいという先生に
WEB配信セミナーを計画中です。
急ピッチで立ち上げますので
チェックしておいて下さいね。