こんにちは、黒飛です。
私は、先日の日曜日に
インプラントの勉強会を主催していました。
日曜日にもかかわらず、
意識の高い先生方が15名も集まりました。
安全なインプラントのためには
学び続けることが必要ですね。
さて、今日は日曜日診療について考えたいと思います。
突然の質問ですが、
「患者さんの歯が痛くなるのはいつでしょうか?」
答えは
「いつかわからない」のです。
月曜日の朝に痛くなる人もいれば
夜になるとズキズキし出す人もいれば
土曜日のお昼に痛くなる人もいます。
患者さんが違うので、
歯が痛くなるタイミングも違います。
さて、私は勤務医時代には、日曜日診療に
明け暮れている時期がありました。
朝から晩までたくさんの患者さんが
押し寄せるように来ました。
平日の比じゃなく、たくさんです。
それは単に、他に日曜日診療をしている歯科医院がないからです。
だからたくさん来ただけです。
日曜日診療しています、と広報や広告を出すだけです。
日曜日診療に来院される患者さんは
1、予約なしの急患(もしくは当日予約)
2、通っている歯科医院が休診日なので
3、とにかく今の痛みを取って欲しい
こんな感じの特徴があります。
定期的にこられる患者さんではいないのです。
一度きりの患者さんが多いのです。
自費診療なんてほとんどありません。
歯科医院としては
ちゃんと予約を取って、定期的に治療・メンテナンスに通ってくれる
患者さんの方が良いのです。
ですので多くの歯科医院の先生が日曜日診療をしないのです。
もちろん、休みも取りたいし、
歯科医師としてQOLもありますから
なおさらやりたくないのです。
私もそうです。
しかし、このことをちゃんとわかっている先生は
日曜日診療をして、地域の患者さんを独り占めしているのです。
私は日曜日診療を勧めているわけではありませんが、
「患者が来なくて困っている」と言いながら、
日曜日はゴルフに行って
平日に文句ばかり言っている歯科医師に
たくさん会ってきたので、
それは違うなと思うのです。
「他の歯科医院が嫌がることをする。」
これだけで
たくさんの患者さんを取れて経営の問題は減ります。
集患に困っている先生は
日曜日診療を検討してみてはいかがでしょうか。