『男女の違い』を歯科医院経営に活かしましょう

『男女の違い』を歯科医院経営に活かしましょう

こんにちは、黒飛です。

 

先日、京都の貴船という観光地に行き
旅館で一泊してリラックスしていました。

「ひろ文」という旅館に泊まりました。

京都の川床料理を楽しめる
贅沢な時間を過ごさせていただきました。

その旅館自体も素晴らしいですし
スタッフのおもてなしも良かったのですが

私が印象的だったのは、
入り口にカラフルなお花がたくさん咲いており、

まるで私たちを迎えるかのような
心が躍る入り口の岩場だったことです

 

 
実は、
私以上に喜んでいたのは、妻でした。

女性は、キレイなお花が飾られている場所が
好きなんですね。

宿泊後、私はどうしても、職業柄か
旅館に払った費用と満足を比べてしまう
費用対効果を考えてしまうのですが(笑)

妻は違いました。

何が良かったと聞くと、

「全体的に良かった」とか
「旅館が清潔で良かった」と私には
よくわからない答えがかえってきます。

 
男女の違いは大きいようです。

男性は、部分的に論理的に考える
女性は、全体的に感覚的に考える

これを歯科医院経営に活かせないかなと
考えたのです。

 

 
例えば、
歯科医院の受付に花があると
女性患者さんは集まります。

歯科医院の入り口にお花が飾っていると、
女性は気になります。

男性患者さんは、全く目に入っていないかも知れません。

女性患者さんは全体として
いい感じの歯科医院を好きなようです。

 

 
他にも

男性は、機能を考える
女性は、感覚を考える

 

インプラント治療を説明するときも、
女性患者さんには、

・インプラント体を見せるのではなく、インプラントをした後の感覚を伝える

・インプラントの部分的な写真では無く顔全体の写真を見せる

・良く噛める以上に、良い笑顔になれることを伝える

・いつまでも若くいれることを伝える

 

では男性患者さんは?

・インプラント体の素材がいいことを伝える

・部分的な写真で、欠損部分にインプラントと歯牙ができたことを示す

・機能的に良く噛めることを伝える

・長持ちすることも伝える

・仕事ができる人は、歯がきれいなことでお客様に好印象と言うことを伝える

色々な違いがあるのです。

 

 
女性患者さんに、インプラントの素材を説明している自分に
違和感を感じるのは、これだからです。

私は、勤務医時代にやり残したことで、
ぜひ今、、あなたの歯科医院で実践してほしいことは

患者さんの性別で
治療の説明シートを分ける

ということです

 
男と女は全然違うにもかかわらず、
同じツールで治療のことを説明している歯科医院が
ほとんどだと思います。

通り一辺の治療説明では
実は、患者さんには響いていないのです。

 

 
例えば、
男性患者さん用の治療説明シートには

・スーツを着た男性が笑って白い歯が好印象で仕事がうまくいきそうなイメージ写真

・より精密なこと、機能を詳しく書き治療方法を比較できるシート

・長持ちすること、リスクヘッジも記載されている

・スペック表のように数値を並べられている

 

女性患者さん用の治療説明シートは

・部分的な写真ではなく、顔全体をイメージできる写真を使用する

・実際に体験した患者さんの声を載せることでイメージできる

・機能性より審美性をイメージできる

・センスの良いシートにする

このように作れば、
性別にあった患者さんに響くと思います。

 

ただし、あなたの歯科医院の見込み患者が
手の届くイメージや書き方は大事です。

よく患者さんの集めることのできない
ホームページであるのですが、

外国人のイメージ写真を載せている
歯科医院のホームページが多い、、、

患者さんは、外国人ではないですよね。
ですのでイメージしにくいのです。

 

説明シートも、できれば
あなたの歯科医院の周辺にいる患者さんが
手に届くイメージにして下さいね。

1度、説明シートは作ればずっと使えますので
是非、取り組んでください。

女性に響く説明シートは
女性スタッフに相談すると良いと思います。

特にターゲット患者の年齢などに
合わせることができると良いですね。

 

 
男女の違いを理解すると
説明やツール、医院の見せ方も変ります。

 
是非、患者さんに響く歯科医院で
あってください。