こんにちは、黒飛です。
私は、
あおぞらデンタルクリニックの経営に加え
株式会社デントランスの経営や
歯科医院の集患コンサルを行っています。
また、海外の研修にも行きたい時に、
参加しています。
そうすると、多くの方から
「良くそれだけのことをこなすことができますね?」
と言われます。
それらができるのは
多くの優秀なスタッフや
良いクライアントさんに恵まれている
ということもありますが、
経営の多くを「システム化」している
のも、その理由の一つです。
どんなビジネスでも
最初のうちは『経営者が原動力』になる必要があります。
歯科医院の経営だと、歯科医院の機材購入や
配置スタッフの役割や集患などに関する
一切の決定を下す必要があるということです。
ですが時間とともに、
ビジネスが成長していくと
あなた一人でできる限界が訪れます。
そうなったとき、あなたは
自分が最も得意とするものだけを
1つか2つ残して、
他は他人に任せるようにしないと
次のステージに上がることはできません。
しかしそうするためには
システムを作らなければいけません。
あなたがいなくても(手を抜いても)
ビジネスがまわっていくシステムです。
すでに治療自体や受付などは
勤務医の先生や歯科衛生士、スタッフなどが
できるシステムになっていると思いますが、、、
集患や既存患者のサポートなどの
マーケティング部分も、
できる限りシステム化するべきです。
ある意味マーケティングは
あなたの最も重要な役割であり
他人に肩代わりさせるべきものではありませんが
それは、マーケティング戦略を練ったり
テスト・マーケティングをやったり
マーケティングの問題点を見つけて、
具体的な対策を講じるところです。
マーケティングの実行部分
例えば、既存患者との接触を図るための
ホームページやブログの記事を書いたりするところや
歯科医院経営上のデータ分析など
ある程度、知識があれば誰でもできるところは
極力、マニュアル化して、
スタッフでもできるようにしておくべきです
そうすれば、
もしあなたが、病気や思いがけない事故で
働く事ができなくなってしまったら…?
もしあなたのパフォーマンスが落ちてしまったら…?
もしスタッフのミスを自分が対応する事に
なって思うように仕事ができなくなったら…?
仮にそうなっても、あなたの医院の経営を
ある程度安定して廻し続けることができます
「まさか、そんなことにはならない」と
誰もが思いますが
でも、本当にそうならないかどうかは
私もあなたもわかりませんよね?
そういう不測の事態が発生した時のことを
考えて色々なものをシステム化しておくのが
経営者の責任でもあるのです。
院長しかできない部分以外は任せて
システム化を毎日の診療の
プラスアルファ30分で取組んで下さい。
1年も経てば、あっと言う間に
システム化することができます。
ただし、
一度に全てをシステム化しようと思うと
必ず、途中で挫折してしまいますので
できるところから少しずつでも
システム化してみて下さいね。