やる勇気・辞める勇気@歯科

やる勇気・辞める勇気@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
大阪は天気がよくありません。
 
 
デントランスがある心斎橋も
台風で、多少の被害はありました。
 
関西各地の被害がひどくない事を祈ります。
 
 
ちなみに今は、名古屋に向かう新幹線で
このメルマガを書いておりますが
 
本日、訪問歯科の説明動画の撮影を
愛知県の歯科医院さんで行います。
 
訪問歯科を地域で広げる最も効果的な方法
それが、「診療説明動画」です。
 
https://service-douga.com
 
 
さて、本題です。
 
 
先生の周りには、行動を促すに当たって
「走りながら考えろ」
という人はいませんか?
 
「考えてばかりいないで
 とりあえず行動してみては?」
 
という人です。
 
診査診断や施術については
良く考えてから行動すべきですが
新しいことにチャレンジしたりする時には
 
確かに、とりあえずやってみる
という勇気も必要かもしれませんね。
 
ですが、人は、文字通り
「走りながら考える」ことはできません。
 
走るという「行動」の前には必ず
走ろうと「思考」してからでないと
走り出さないからです。
 
難しそうに聞こえるかもしれませんが
何の思考も伴わずに走り出して
走っている最中に「なぜ走っているのか?」
と考えているのでは、まるでギャグ漫画です。
 
 
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私たちは不器用な生き物です
 
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人は生理的機能上
2つのことを同時にすることはできません。
 
仕事の効率アップとかで
複数のことを同時進行させる
「マルチタスク」という言葉もありますが
 
あれは、
単純に仕事を切り替えているだけで
本当に複数のことを
同時にやっているわけではありません。
 
ジョギングや走りながら
考え事をするとアイデアが浮かぶ
ということを聞くこともあるでしょうが
 
あれは、ルーチンとなっていることを
無意識に行っているだけで、
考えているのは一つのことです。
 
その証拠に、
見知らぬ土地でジョギングしながら
考え事をしていたら、ほぼ100%
道に迷うでしょう。
 
運動をしていたり、湯船に浸かっていると
アイデアが浮かぶというのは
その時、何も考えていないから起こります。
 
何かの拍子に、頭の中で、
あるものと別のものが結びついて
アイデアが出てきます。
 
何か考え事をしていたら
脳はそれだけに集中しているので
そのようなことは起こりません。
 
 
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とりあえずやってみる勇気
 
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少し話がずれましたが、要は
「考えてから行動しましょう。
だけど、考えが煮詰まってしまったら
まずは、行動しましょう」
ということです。
 
そして、その行動の結果を見て
また考える、そして行動する
ということです。
 
行動した結果、予想と違ったら
すっぱり辞めるのもアリです。
 
他人が勧めるからとか
何だか楽しそう、収入アップしそう
という理由だけで、無理やり続けるのは
あまり良い考えではないでしょう。
 
特にそれが、やっていて苦しいとか
本業に悪影響を及ぼすなら
さっさと辞めた方がいいでしょう。
 
 
例えば、ゴルフはどうでしょうか。
 
地元の名士会メンバーの誘いで
始めてはみたものの、練習する時間もなく
せっかくの休みに、無理やり早起きして
家族の不満の声を背中に出掛けるようでは
やり続ける意味は薄いでしょう。
 
もちろん、とりあえずやってみることに
反対はしません。
 
趣味でも勉強でも、何事も
やってみないことにはわかりません。
 
すごく先生に合う趣味もあるでしょう。
 
 
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とりあえず辞める勇気も大切です
 
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ただ、惰性でやり続けるのではなく
「辞める勇気」も必要だということです。
 
人は「慣性の生き物」とも言われます。
 
やり始めるには、
かなりのエネルギーが必要です。
 
考えても、考えても、動き出しません。
 
その一方で、やり出したら今度は
辞めることにもエネルギーを使うので
辞められなくなります。
 
成功者といわれる人の多くは
この慣性に打ち勝つ力が強いようです。
 
と言うか、
動き出すエネルギーが小さいくて済む分
辞めるエネルギーも小さいので
 
次から次へと、色々なものに
チャレンジできるのかもしれません。
 
目標がはっきりしていて
それを達成するための手段に対しては
拘りが少ないのでしょうね。
 
「手段を選ばず」というやつです。
 
もし、何かを始めたいが行動できないとか
辞めたいことがあるけど辞められない
ということがあったら、
 
それらに対する拘りを
捨ててみてはどうでしょうか?
 
ただし、
「何を達成するために、それをするのか」
「何を達成するために、それを辞めるのか」
を明確にしてください。
 
そうしたら、
行動できるようになると思います。
 
 
先生は、何を達成したいですか?
 
そのために、
何をして、何を辞めるのでしょうか。
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。