有給休暇対策は万全?@歯科

有給休暇対策は万全?@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
3連休、いかがお過ごしでしたか。
 
黒飛の今週は毎日、現場コンサルの週です。
 
 
先日、募集しました
「IT化・コンサルティング」は
5医院からお問合せがありました。
 
「同じ人数で今間以上に利益を出す」
 
つまり、労働生産性の向上に
先生の歯科医院も取り組んで下さい。
 
今日のブログの話題も
「労働生産性」にもかかわります。
 
 
では、本題です。
 
 
時代の変化が大きいため、
色々な局面で、
歯科医院も対応を迫られています。
 
「働き方改革関連法」もその一つです。
 
 
今年4月から
働き方改革関連法が施行されて
「有給休暇の取得義務化」
が始まっています。
 
個人事業の歯科医院でも
1年間に最低5日間は、
有給休暇を取得させる必要があります。
 
スタッフの多い医院なら
なんとかやりくりもできるでしょうが
 
スタッフが少ないと
思うようにいかないかもしれません。
 
 
思い切って休診にして、一斉に
有給を取ってもらう方法もありますが
当然、売上にも影響してきます。
 
できれば、スタッフの効率を高めて
有休による影響を緩和したいところ
ではないでしょうか?
 
その方法にも色々ありますし
医院の状況によっても違うと思いますが
今日は、ちょっと変わった面から
考えてみたいと思います。
 
それは、政府が進める
「キャッシュレス化」です。
 
 
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キャッシュレス化の影響は?
 
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ご存知の通り、政府では
10月の消費税増税に伴い
「キャッシュレス化」を推進しています。
 
歯科医院のような医療機関の
保険診療はそもそも消費税が非課税のため
直接的な影響はありません。
 
(自費診療は違います)
 
しかも、キャッシュレス決済にすると
手数料の支払いが増えるため
現金払いだけにしている医院も多い
と思います。
 
ですが、
キャッシュレス化は時代の流れです。
 
また、手数料も窓口での支払い分について
3%程度かかりますが、
 
窓口での支払いは保険負担の3割ですから
実質的には医療費の1%の手数料です。
 
(30%×3%=0.9%)
 
この1%を
大きいと見るか小さいと見るかは
人それぞれだと思いますが
 
キャッシュレス決済により
スタッフの負担が軽減されるとしたら
どうでしょうか?
 
 
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キャッシュレス決済で業務効率化
 
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キャッシュレス決済のメリットは
会計がスムーズになるということです。
 
間違って現金をもらうこともないし
お釣りの間違いもなくなります。
 
レセコンやアポイント室から発行される
バーコードと連動させるシステムもあるので
入力間違いを防ぐこともできます。
 
また、締めの作業で現金が合っているか
確認する工数が圧倒的に減ります。
 
それに、意外と馬鹿にならないのが
患者さんが現金を出している時間。
 
小銭を数えて出してもらっている間は
何もせずに待っているしかありません。
 
最近、スーパーマーケットなどで
自動支払機が普及しているのも
 
そういった時間を短縮して
人件費を圧縮するためです。
 
さすがに、ほとんどの歯科医院では
自動支払機は不要だと思いますが
 
キャッシュレス決済で
スタッフの負担を軽減する考えは
一考の余地があると思います。
 
 
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世の中の流れを自院に適した形で
 
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もちろん、地域によっては
現金での支払いが多い高齢患者さんが
メインの医院もあるでしょうし
 
早急にスタッフ業務の効率化を
進める必要のない
医院もあるかもしれません。
 
ですから、
すべての歯科医院に
キャッシュレス決済を導入しましょう
と言うつもりはありません。
 
ただ、省力化、キャッシュレス化は
時代の流れですので
 
それらを吟味した上で
自院の適した形で、適切な時期に
導入を図ることも検討の余地がある
と言うことです。
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
株式会社デントランス
黒飛一志
 
 
P.S.
 
「IT化・お試しコンサル」の募集は
一旦、締め切ってしまいましたが、
黒飛に歯科医院のIT化を相談したいという
声もありましたので、
 
「IT化・電話コンサル」を希望する
歯科医院さんを募集します。
 
黒飛が直接、先生の歯科医院をIT化するという
現場コンサルまではいかないまでも、
2時間という短時間で、先生の歯科医院を
IT化します。
 
気になる先生は、メール下さい
 
↓↓↓↓↓↓
info@dentrance.jp