歯科医院での「紙」の処理に関して@歯科

歯科医院での「紙」の処理に関して@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
先日、大阪市の歯科医院さんの
診療室のインテリアやモノの配置などを
相談されました。
 
モノが溢れる時代に必要なことは
「捨てる」ことです。
 
捨てて初めて、新しいモノが入ってきます。
 
先生は、今日、何を捨てますか?
 
 
さて、本題です。
 
 
歯科医院を経営していると
必ず直面する問題に、
「収納」や「備品管理」の
問題があります。
 
特に、都心部の
歯科医院の場合は
平均して、医院の収納スペースに
あまり余裕がないところが
多いのではないでしょうか。
 
やはり土地の高い地域で
開業していますと・・・
 
広い敷地での開業は
並大抵のことではありませんから。
 
この手の問題は、
どこの医院でもそれなりに
頭痛の種となっているようです。
 
とはいえ、それほど
深刻な問題ではないようですが。
 
やはり、こういう問題は
優先順位の高い課題ではありませんよね。
 
慢性的に悩んではいても、
すぐに解決すべき課題だという
認識にならないのでしょう。
 
でも、だからこそ
このような課題は・・・
いつまで経ってもなかなか解決されません。
 
ついつい放っておいてしまうため・・・
 
気づいたら、大きな問題となって
医院全体に降りかかって
しまうのかもしれません。
 
 
※収納や備品管理については
 ニュースレターで取り上げたことが
 ありますが、その後もときどき、
 院長から質問を頂いております。
 
 それだけ、あちこちの先生方が
 迷っておられるのでしょう。
 
 そこで今回のブログで
 取り上げてみることにしました。
 
 今後もできれば取り上げていければと
 思っております。
 
 
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「紙」の処理に関して
 
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紙を無駄にしないために
どうすればいいのかは
これまでもご説明しています。
 
ただ、やりすぎてスタッフに
プレッシャーをかけませんように・・・
 
といった内容で書かせて
頂いたこともありましたが
覚えていますでしょうか? 
 
さて、紙を無駄にしないようにする
方法として「裏紙」があります。
 
両面印刷されていない印刷紙等を
再利用するという方法です。
 
裏紙の利用が行われるようになった
経緯は、明らかでしょう。
 
片面印刷されている紙は、
もう片方が余っているわけです。
それを使わずに捨ててしまうのでは、
もったいないという考えです。
 
※特に、ミスプリントの紙については? 
 
 やはり、無駄に感じられて
 当たり前でしょう。
 
 あとは、余った資料等についても
 同じことが言えるでしょう。
 
 院内のスタッフ向けに配布する
 資料にしても、患者向けや院外向けに
 配布する資料にしても、
 多めに印刷するのが普通です。
 
 余りが出るたびに
 そしてその余りが片面印刷であるたびに
 
 それをそのまま破棄するのは
 何となく無駄に思えて当然でしょう。
 
 エコな考えですね。
 
 
では、このような片面が
まだ使える出力紙の類は
なるべく一生懸命ストックして、
メモ書き等に再利用したほうがよい
でしょうか? 
 
ここで単純明快に「イエス!」と
うなずけないのが厄介です・・・
 
 
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裏紙を使おうとする場合のデメリット 
 
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1.費用対効果の問題
 
裏紙の保管や活用は、それなりに
良いのかもしれませんが、
すぐに高い効果が出るとは限りません。
 
裏紙を管理したり、
必要に応じて裁断したり・・・と、
手間暇もそれなりに必要となります。
 
ただでさえ忙しいスタッフたちの
仕事を増やすことになります。
 
しかしそのわりに、
得られる成果が高いとは
いえないですよね。
 
 
2.セキュリティの問題
 
こちらの方が大きな問題かもしれません。
 
すでに印刷されている以上、
紙の片面に何か書かれているわけです。
 
いかなる機密とも全然関係がない、
のであればいいでしょうが
 
気づかないうちに、
漏らしてはいけないことが書かれた紙を
裏紙にしてしまうと? 
 
見つかったときに
厄介な問題が持ち上がるかも知れません。
 
 
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裏紙を使うならどんなときか
 
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やはり、裏紙にはあまり手間暇を
かけないほうがよいだろうと思います。
 
人材不足で、人件費がかかることですので
やりすぎは良くないです。
 
ただし、以下のような場合なら、
多少はストックして
使ってもいいのではないでしょうか。
 
・裏紙を捨てていると、スタッフから
 エコでないと思われてしまう状況のとき
 
・何らかの理由で、
 使わない出力紙がまとめて発生したとき
 
・流出しても絶対に困らない内容が
 印刷されているとき
 
・管理等であまり手間暇が
 かからない範疇で、使えそうなとき
 
と考えると、あまり裏紙は
ストックしない方が良いかも知れませんね。
 
歯科医院それぞれで
考え方が異なると思いますので
 
このようなポイントに
目を向けて頂ければと思っております。
 
 
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
 
 
今日は細かいですが、「裏紙」について
注目をしました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志
 
 
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