こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
今日は、火曜日です。
春の訪れに心も晴れやかですね。
さて、
「大学では予防歯科の重要性を
学ばなかったので導入を
迷っているのですが・・・」
こんな相談を先日受けました。
今日はこの相談の回答を
書いてみたいと思います。
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歯科医院がやりたいことはNG
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確かに
大学では予防歯科の重要性を
学ばなかったかもしれませんので
先生の気持ちはよく分かります。
一昔前ならば、患者さんの方から
歯科医院に来てくれたので
予防歯科を導入しなくても
問題はなかったのかもしれませんが
今や、その考え方は危険です。
なぜなら
「歯科医院のやりたいことで
診療メニューを決めている」
と言えるからです。
歯科医院がやりたいことを
診療メニューとして加えることが
なぜNGなのかというと
「患者さんが歯科医院を選ぶ時代」
だからです。
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隣のビルにある歯科医院
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半径100メートルに5件も
歯科医院があるところもある。
危機感を持っている先生の数は
意外と少ないのです。
コンビニなら
毎日でも、1日何回でも
通うものですが
歯科医院は
数週間か数ヶ月に1度が
普通だと思います。
またコンビニは
別の店舗でおにぎりを買い
別の店舗で唐揚げを買う。
という利用の仕方が可能です。
しかし
歯科医院の掛け持ちは
少なくとも私は聞いたことがありません。
患者さんから選ばれないと
通い続けてもらえないのが
歯科医院なので
「コンビニよりも
はるかに競争が激しい」
ということになります。
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患者さんに必要なことを
診療メニューに入れる
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診療メニューに入れるべきことは
歯科医院として
やりたいことではなく
「患者さんが必要としていること」
なのです。
予防歯科は
超高齢化社会を迎える日本の
患者さんにとって必要なこと。
歯科から健康を守るという
とても大切なメニューが
予防歯科になると思うので
診療メニューに入れて
患者さんに伝えていく必要があると
私は考えています。
院長は経営者ですから
「歯科医院を患者さんで
いっぱいにするには
どうすればいいだろう」
という視点で
導入メニューを考えてみると
意外とシンプルかもしれません。
予防歯科導入を考えるにあたり
「地域の患者さんにとって
何が必要だろうか?」
この視点から考えてみてください。
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志
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