歯科スタッフが話しやすい環境を作っていますか?

歯科スタッフが話しやすい環境を作っていますか?

こんにちは、黒飛です。

 
本日は、濵田真理子さんと
助成金を活用したスタッフ研修を
新大阪で行なっております。

スタッフがあなたの思った通りに動いて
くれるスタッフになれば、それは
どんな良いことか創造できますか?

この研修では、
あなたの歯科医院のスタッフを

・売上の上げることのできる
・ずっと働いてくれる医院想い

のスタッフに変える研修です。

興味のある院長先生は
ご連絡ください。

 
さて、本題です。

私はコンサルティングをやっていますので
相手の話を聞くことに注意をしています。

と言うのも、一般的に人は
自分の話をするのは好きですが

相手の話を聞くのは苦手なので
意識していないと流されてしまうからです。

この「相手の話を聞く」というのは
コンサルタントだけでなく
コーチにとっても重要なスキルになります。

 
そこで今日は、

「人と組織のハイパフォーマンスをつくる
コーチングマネジメント」伊藤守著
ディスカバー発行

から、聞く能力を高めるポイントについて
ご紹介したいと思います。

スタッフとのコミュニケーション向上の
参考にして下さいね。

 

スタッフが話しやすい環境をつくる

 
この本によると、私たちは知らない間に、
相手が話しづらい環境を作ってしまっている
そうです。

先生も心当たりがないかを確認しながら
読んでみて下さい。

 
(その1)攻撃的な態度

・スタッフが話している途中で
口を挟んで意見を言う

・聞いている最中に
指で机をトントンと叩いたり、体を揺する

・眉間にしわを寄せた険しい表情

知らない間にやっていそうですね。

このような態度をとると
スタッフが萎縮して口をつぐんでしまいます。

 
(その2)自分が優位に立とうとする態度

無意識に頭の中で
競争をスタートさせてしまっています。

どう反論しようか、何を言ってきかせればいいか
などを考えながら話を聞いています。

これでは
話し合いが平行線のままになってしまいます。

 
(その3)心を通わせない様子

頭では聞いているのですが
心で聞いていない状態です。

説明が難しいですが、なんとなく相手が
聞いてくれていないと感じる状態です。

スタッフの言うことを聞こう
という心構えがあれば大丈夫でしょう。

 
(その4)偉そうな態度

例えば、頭の後ろで手を組んで
椅子の背に寄りかかり、脚を伸ばして
相手の話を聞くような態度だそうです。

この場合、スタッフが受け取るメッセージは
「あなたの話なんか聞いていられない」
ということだそうです。

相手が新人スタッフでも
教授と話をしているような態度で
聞くようにしましょう。

 
(その5)神経質な振る舞い

逆に、居心地の悪い状況にある時
髪をいじったり、顔を触ったり
口を手で覆ったりすることがあります。

これは無意識の行動なのですが
相手はこの行動が気になって
話しづらくなります。

 

なぜ、こんな態度を取ってしまうのか?

 
著者の伊藤守氏によると、人は無意識に
相手より上か下か、知っているか知らないか
正しい・間違っている、の二極対立の構造に
なってしまうからだそうです。

もちろん、状況によっては
このように上の立場や勝ちを奪取することも
必要になることはあります。

 

ですが、
会話を通してお互いが協力関係を築き
より大きな力をそこに集結するという時には
上下や勝ち負けに対するこだわりは
脇に置いておくべきでしょう。

通常は話す側となる私たち歯科医師には
難しいことかもしれませんが

チーム医療である歯科医院では
「優秀な聞き手」となる努力も必要でしょう。

そのような努力は、必ず実を結びます。

ぜひ、優秀な聞き手になって下さい。

 
今、まさに行なわれている研修では、
お互いの話しを聞くというワークを
取り入れております。

みんな、他院のスタッフに話を
聞いてもらうことが楽しそうです。

 

みんな、笑顔です。

 
ぜひ、あなたの歯科医院でも
話しを聞いてあげる環境を作って
上げて下さいね。

 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。