こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
昨日は、医療情報研究所さんで
6月1日発売するDVDの撮影をしておりました。
DVDタイトルは
「20年先まで成功押し続けるための
歯科医院 仕組み作りマニュアル」(仮)
今回はDVD4枚組です。
またLPなどができれば
ここでもご紹介しますね。
合計約4時間です。
最新のマーケティングや
医院に利益を残す最大の方法を
収録しましたので、
楽しみにしておいてください。
さて、本題です。
世の中の多くの社長や管理職は
「自分がいないと仕事が回らない」
と嘆いています。
歯科医院の場合には
そこまでではないにしても
自分がリーダーシップをとらなければ
チームとしてまとまらないのではないか
と思っている先生も多いでしょう。
世の中には、成功する組織を作るには
強力なリーダーシップが必要という
暗黙の考え方があります。
人は本能的に
ヒーローに惹かれる性質を持つため
このような人物がリーダーになると
驚くような飛躍をすることがあります。
ですが、これは本当に稀な状況です。
普通は、そこまで極端ではないにしても
無意識に組織を束ねるリーダーを求め
その人もリーダーとして
組織を束ねようと努力します。
ところが、これには落とし穴があります。
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リーダーシップ型組織の限界
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リーダーに「おんぶに抱っこ」の組織は
当然ながら、リーダーに何かあれば
途端に組織が崩壊する
という危うさがあります。
これは、程度の差こそあれ
院長先生も感じているでしょう。
「自分が事故にあったら」
「動けなくなったら」
そうしたら、この医院はどうなるのだろう
という心配です。
そこで、多くの書籍などでは
仕事をマニュアルにして仕組み化
することを推奨しています。
一人の人間に頼るのは危険なため
人に頼らない方法がマニュアル化だ
ということです。
ですが、この仕組み化にも
問題があります。
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仕組み化の問題とは?
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確かに、仕組み化すれば
院長先生がいなくてもある程度は
仕事を進めることはできます。
ただ、歯科医療業務では
マニュアル化には限界がありますし
過度にマニュアル化することで
スタッフは決められた通りのことしかせず
モチベーションが低下します。
例えば、緊急の患者さんが来院されても
「予約の順番があるので、2時間後でないと
対応できません」
とか言って
患者さんを追い返すようなことになります。
誰もそんな医院にしたいとは
望んでいないはずです。
マニュアル化でカバーできない部分を
スタッフ自ら判断して
柔軟に動いてくれることを望んでいます。
その他にも、メンバーのひとりが
お互い同士のサポートをするような
助け合いのチームを望んでいるでしょう。
そのようなチームであれば
院長先生の医院の成功に直結するはずです。
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勝ち続ける最強チームの作り方
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書籍「10年勝ち続ける最強チームの作り方」
ケビン・ブリチャード
ジョン・エリオット博士著
ダイレクト出版発行
によると、優れたチームとは
「他者の成功に進んで手を貸そうとする
確固たる意志を持ったチーム」
だそうです。
そんなチームは、チームメンバーが
チームの役に立とうとして、日々
良い行いを一つずつ重ねていくそうです。
そして、個人としてもチームとしても
「なぜ、自分は仕事をするのか」という
理由に対する共感を保ち続け
その理由を優先し、追求できるように
メンバーが互いに助け合う
雰囲気を持っているのだそうです。
そして、このようなチームを作るには
スタッフ一人一人と
各自が目指すものを尋ねたり
精神力について個別に話し合う
会話を持つこと
多種多様な問題について様々なレベルで
コミュニケーションすること
スタッフが自分の夢や希望について
周りの人たちに語ることを奨励すること
グループが活発に、遊び心を持ち、
心理的にオープンな競争を楽しめるように
すること
が大切としています。
つまり、スタッフよく会話し
スタッフをよく観察して
スタッフのモチベーションの源泉となる
真の目的を理解し、それを周りが
サポートできる環境を作る
ということではないでしょうか。
そのためには、先生自らが
自分が何のために歯科医院を経営し
スタッフのことを最優先に考えているか
などをオープンに語ることが重要です。
全てをオープンにすることは
勇気がいりますが、そうしないと
スタッフもオープンにはしてくれません。
勇気を持って、スタッフに
院長先生の熱い想いを語ってください。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
株式会社デントランス
黒飛一志
P.S.
明日から3日間、東京です。
歯科投資塾
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価値を提供していきたいと思います。