こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
本日の大阪はあいにく雨です。
昨日の大阪都構想での住民投票では
1万票差で、2度目の否決でした。
個人的には変化に期待しておりましたが
民意ですので、仕方ないですね。
さて、本題です。
米国スタンフォード大学の教授が
ある実験を行いました。
その実験とは、思春期の子どもたち
数百人を対象に行ったものです。
最初に、教授は子どもたちに
難しい問題を10問やらせました。
そして、子どもたちを成績に応じて
2つの同レベルのグループに分けました。
次に、Aグループの子どもたちには
「8問正解だ。君はもともと頭がいい」
「生まれつき才能がある」「君は優秀だ」
というように、
能力はもともと備わったもの
固定されているものであるかのように
ほめました。
もう一方のBグループの子どもたちには
「8問正解だ。君はよく頑張ったんだね」と
努力によって人は変化することが
当然であるかのようにほめました。
すると、この実験の直後から
2つのグループに違いが出てきました。
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固定型VS成長型
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Aグループの子どもたちは
新しい問題にチャレンジすることを
嫌がり始めたのです。
一方、Bグループの子どもたちの9割は
自分から次々と新しい問題に
チャレンジし始めました。
なぜ、このような違いが
出たのでしょうか?
Aグループの子どもたちは
既に良くできていると思ったのですから
自分の能力はこれ以上変化しないほうが
がいいと思ったのです。
新しい問題にチャレンジしたら
今度は失敗するかもしれないからです。
それを恐れてチャレンジそのものを
避けるようになったのです。
一方、Bグループの子どもたちは
頑張ったこと、努力したことをほめられたので
もっと頑張ろうとしたのです。
このように
「自分の能力は努力によって変化する」
という考え方のことを
「成長型マインドセット」と呼びます。
「成長型マインドセット」の反対は
「固定型マインドセット」です。
「固定型マインドセット」とは
「自分の能力はこれ以上変化しない」
という考え方のことです。
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「ほめ方」にも注意が必要
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私達は誰もが「成長型マインドセット」を
持って生まれてきています。
それは、幼い子供たちの
行動からみて明らかです。
しかし、Aグループの子どもたちのように
「もともと優秀」とか「才能がある」と
評価されると、
それを失うことを恐れ、
新しいことにチャレンジしなくなります。
自分への評価を、そこで「固定」して
欲しいためです。
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チャレンジするチーム作りの秘訣
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チャレンジするためには、
失敗することの恐れに
打ち勝たなくてはいけません。
そのためには、
結果にフォーカスして評価されるのではなく
「努力する」「挑戦する」といった「行動」
が評価される職場風土が必要になります。
スタッフが「行動すること・したこと」を
より評価するシステムを作り上げれば
先生の医院は明るく・活気にあふれた
組織になるはずです。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
株式会社デントランス
黒飛一志
P.S.
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