Facebookは集患ツールとして有効ですか@歯科

Facebookは集患ツールとして有効ですか@歯科

こんにちは、黒飛です。

 

集患の支援を行っていると、
こんな相談をよく受けます。

昨日もある歯科医院さんから、同じ質問を受けました。

「Facebookで集患したいのですが、
どうすればいいですか?」

 

Facebookの魅力

 

一時期の驚異的な伸びは
収まってしまっています。

とはいえ世界で10億人近くが
利用している驚異的なサービスです。

日本でもユーザーは多く、
人口の10%を超える人が使っています。

要は1000万人以上。

しかも、子どもはやっていません。

歯科診療の対象となる
患者さんはなかなかの割合でユーザになっています。

当然魅力的なウェブサービスですし
そのツールを集患に役立てられないか
というのもよく分かります。

だから、
このような質問をよく受けるのです。

 

しかし、実際には??

 

実際に集患に利用するとなると
どうでしょうか?

Facebookをやっている歯科医院はあります。

しかし、ほとんど成功しているようには
見えませんよね?

なぜでしょうか?

理由はたくさんありますが、
2つだけ重要な部分をピックアップします。

 
■理由1
『Facebookには「探している人」が来ない』

 

GoogleやYahooの広告が効果的なのは、
探している人が来るからです。

新宿で歯医者を探している人は、
まず「新宿 歯医者」でGoogle検索を行うでしょう。

今すぐ歯科医院に行きたいと
思っている人はFacebookではなくて
Googleに行くのです。

今すぐ客が取れないのがFacebookです。

 
■理由2
『Facebookは繋がりのツールである』

 

では長期的な視点ではどうでしょうか?

FBはもともと長期的な関係を作るためのツールです。

例えばデントランスのFacebookページも
歯科医院の先生方と長期的な関係を方々と
結ぶために運営しています。

実際、売込みはほとんどなく、
役立つ情報をお渡しして信頼していただくことを目的としています。

歯科医院でも同じことをやって長期的な
関係になれればいいのでは?
と感じるかもしれません。

しかし、それは非現実的です。

それは、
歯科医院が「地域ビジネス」だからです。

デントランスの対象は、
日本全国の歯科医院の先生方。

しかし、歯科医院の対象は、
その地域の患者さんです。

Facebookで地域を絞りきって、
いいね!をしてくれる人を集めるのは
ほとんど不可能です。

広告を出すにしても、
それほど精度が出てくれません。

広告費の無駄遣いになってしまうでしょう。

もちろん、
なんらかの方法があるかもしれないので、
常にテスト運用をしています。

(それが我々の仕事ですから)

しかし、今のところ、
なかなか難しい。

地域ビジネスの集患に
Facebookは向かないと言わざるをえません。

 

他のことに時間を使う!

 

そしてなによりも、
他にもいくらでも集患にやるべきことが
たくさんあります。

ホームページ改訂、
動画マーケティング、
スマホサイト作成、
PPC広告配信、
等々。

もっと効果が実証されている方法が
たくさんあります。

それらをまずはやりきりましょう。

それから、
FacebookやLineに手を出すべきです。

 

強いて言えば、、、

 

集患ではなく、
患者さんとのつながりを作るために
使うのにはFacebookは有効です。

新規患者さんを集めるためではなく、
患者さんを繋げるために使うという方法です。

メールマガジンや、
ニュースレターは発行しようと思っても
なかなか難しいかもしれません。

しかし、Facebookの更新であれば、
費用もかかりませんし写真一枚の更新でも
構わないため楽でしょう。

継続すれば患者さんに対して
長期的に色々な告知ができます。

また、目に触れる回数が増えることから
結果的に信頼関係も構築できていきます。

 

Facebookは関係構築のために使う。

 

これをよく考えてみて下さい。

そうすれば、
Facebookに時間を取られすぎること無く、
あなたの医院に人が集まるはずです。