自動精算機は待った方が賢明だと思います@歯科

自動精算機は待った方が賢明だと思います@歯科

こんにちは、
歯科医師の黒飛です。
 
 
8月ですね。
 
 
先日、2名の先生から
現金自動精算機の導入について
相談されたので
 
今回、色々と問合せや調べた結果を
ブログ読者の皆さんにシェアしますね。
 
 
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自動精算機は待った方が賢明だと思います。
 
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結論から書くと、まだ待った方が良いと
いうのが本音です。
 
理由は、
今、歯科業界で流行りかけている
自動精算機は、
 
ホテル等でつかわれている自動精算機
の汎用機であり、少しカスタマイズして
医院専用と謳っているように思います。
 
 
ですので、サイズが大きい。
 
ホテルでは、スペースもあるため、
現金精算機は大きくて目立った方が良いので
かなり大きいサイズの自動精算機が
主流となっています。
 
ご存じの通り、
ほとんどの歯科医院は、
待合スペースが小さいので、
 
今の自動精算機は
合わないというのが現状です。
 
 
そして、「大手 自動精算機」などで
検索して、その会社に問い合わせをして
調べていくうちに分かりましたことは
 
今まさに、
 
大手自動精算機メーカーが
本気で作り始めている
 
ということです。
 
 
今年の秋くらいから
良い物が出来上がってくるので、
 
補助金などが出るという状況でありますが、
自動精算機は一度買うと、
なかなか買い換えれないので
今は待つのが賢明だと思います。
 
 
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最新機器はすぐ古くなる
 
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これは、歯科においても同じです。
 
CAD/CAMしかり、スキャナーしかり、
CTレントゲンしかり、マイクロしかり。
 
新しい精密機器は、ものの1年くらいで
すぐに古くなります。
 
毎回、デンタルショーで新しい型が
出るので、本当に購入時期に悩みます。
 
 
そして、出たばかりのものは、
まだ実際に試用している顧客が少ないため
実際のユーザビリティーが確認出来ず、
 
また、顧客の声が反映されていないので
どうしてもすぐに新しいモノに
取って代わられます。
 
安価なモノであれば、
買い換えればしまいでしょうが、
 
高額な医療機器においては
一度、購入してしまうと
リースや減価償却の関係上、
すぐに手放せません。
 
(多くの失敗した先生を
 見てきた経験から本当にそう思います)
 
 
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歯科での自動精算機のポイント
 
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では、これから歯科医院で買うべき
現金自動精算機のポイントを書きますと
 
・小さい
 
・循環型
 
・カード等対応(キャッシュレス)
 
・高額でない
 
だと思います。
 
 
例えば、今の汎用機は
入れたお札が循環しないタイプが多いです。
 
例えば、1000円札を入れたら、
それが貯められて、おつりとして使われず
精算機の中で循環しないとどうしても
サイズが大きくなってしまいます。
 
 
また、出始めはどうしても、
価格帯が高く、1年で本当に下がります。
 
 
現在、
医科歯科問わず、クリニック専用の
大手メーカーが開発を始めたところです。
 
小型化、価格も落ちるでしょう。
 
秋~冬にかけて、良いモノが出始めます。
 
ちょっと待った方が良いというのが
黒飛の意見です。
 
 
また、各レセコンメーカー、
アポシスメーカーも精算機との連携を
始めています。
 
 
黒飛ののあおぞらデンタルクリニック
で使っているアポイントシステム
「アポツール」も、
 
今、新開発の自動精算機の全部と
つながる予定だそうです。
 
 
こういう状況の中、
補助金などが出ると言って、
現在のメーカーさんはドンドン
押してくるでしょうけど、
 
ちょっと待ったかなと思います。
 
 
何かご質問があれば、
お気軽に聞いてください。
 
 
株式会社デントランス
黒飛一志