こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
日本には、年賀状や暑中お見舞い
といった習わしがあります。
それに匹敵するものを
欧米の習慣の中から探すとしたら、
グリーティングカードになるでしょう。
特にクリスマスカードが有名です。
翻訳された英米文学を読んでいても、
クリスマスカードが小道具に
使われている描写をよく見かけます。
もっとも現在の日本では、
「グリーティングカード」と書くと
もともとの意味とは
違ったサービスになりそうです。
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グリーティングカードは
今の日本ではWeb上で
たくさん利用されています
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数年前に終了してしまいましたが、
今では日本国民の誰もが知っている
ショッピングサイト「楽天グループ」が、
グリーティングカードのサービスを
手広くやっていました。
つまり、Eメールの機能を用いて、
好きな相手にいろいろな趣向を凝らした
カードを送信できるというサービスです。
楽天ではサービスが完全に
終わってしまいましたが、
その他の各企業が似たようなサービスを
提供してくれます。
会員登録する必要はあるかもしれませんが
基本的に無料で使えるところが
多数派だと思われます。
最近では、LINEグリーティングカード
「LINE Card」などでしょうか。
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歯科医院において、オンラインの
グリーティングカードを使うことは、
有効でしょうか?
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たとえば、患者さんへの年賀状や
暑中お見舞い等の代わりに使う、
という使い道が考えられるでしょう。
それから、リコールのハガキの代わりに
使うこともできるでしょう。
コスト面でも、
ハガキを買わなくてよい以上
それなりに優れているといえます。
実際に最近、黒飛はある院長から
「グリーティングカードを
使うのって、どんなものでしょうか?」
そのような質問を受けました。
患者さんからメールアドレスを
教えていただく機会が多いなら、
グリーティングカードを医院のために
活かそうとするのも悪くないでしょう。
特に、以下のような医院なら、
患者さんのメールアドレスをたくさん
ストックしているのではないでしょうか。
・オンラインでの問い合わせを頻繁に
受け付けている医院
・初診のときに患者さんから、
電話番号と一緒にアドレスまで
書いて頂いている医院
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便利なグリーティングカードにも
配慮したい点はあります
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ネット上のグリーティングカードはまだ、
フォーマルなイメージが足りないように
黒飛は考えています。
年賀状やリコールのご連絡は、患者さんに
送るのですからスキのない体裁で
お送りするのが無難です。
特に年齢層が高い患者さんは、
年始のあいさつやリコールのような
大事な連絡は、ハガキで送ってほしいと
感じる可能性が高いでしょう。
反対に若い世代なら、むしろ
グリーティングカードのほうが
歓迎されるかもしれません。
10代くらいの患者さんに送るのであれば、
ハガキよりグリーティングカードを
使うようにするのもありアリでしょう。
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「無難に行きたい」なら、まだ
グリーティングカードの使用は
私生活にとどめたほうがよいでしょう
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黒飛は、グリーティングカードはもっぱら
患者さん以外の相手によく使っています。
ネット上のサービスなのですから、
ネットを通じて頻繁に
連絡をとっている相手に使うのが、
いちばん妥当な方法ではないでしょうか。
たとえばSNS等を通じて
知り合った相手です。
または、改まった挨拶をする必要がない相手
(たとえば大学時代の同級生や先輩後輩)。
昔の友達や先輩後輩も、
社会に出ると疎遠になりがちですが、
グリーティングカードを上手に使うと
連絡をほどよく取り合う
きっかけになります。
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志