こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
本日は、愛知県の歯科医院の
在宅患者の増患マーケティングを
しております。
現場は本当に楽しいですね。
さて、本題です。
みなさん、ご存じの通り、
3月18日号の『プレジデント』に
「あなたは騙されていないか?
大損していないか?
歯医者の裏側 徹底解明」
という特集が組まれていました。
一般誌なのでショッキングな
キャッチコピーを使ってはいますが
歯科側の言い分も書かれています。
その中に「患者500人の調査報告」
がありました。
==========
歯科医院への不満
==========
歯科医院への不満の第1位は
「治療完了までが長い」でした。
ちなみに、第2位は「待ち時間が長い」
第3位が「治療が痛い」です。
その他にも
・歯や口に関する相談がしづらい
・医師が横柄
・治療に対する希望を聞いてくれない
といった不満が上がっていました。
雑誌では、患者に対して
『信頼できる「かかりつけ歯科医院」を
持ちましょう』と提案しています。
もちろん、このような不満に対して
歯科側も言い分があると思います。
治療にかかる時間が長いのは
その必要性があるためです。
待ち時間が長いというのも
わざと待たせている訳ではありません。
予約の時間に遅れてくる患者さんがいると
当然、終了時間も遅れてしまいます。
それに、そもそも、不満を言われるほど
長時間、待たせてはいないと思います。
ですが、そんなちょっとしたことで
不平不満を持たれてしまうのは
本意ではありません。
できれば、患者さんに選ばれる
『信頼できる「かかりつけ歯科医院」』
になりたいですよね。
=================
信頼できる「かかりつけ歯科医院」
になる方法
=================
やはり基本は時間をかけて
患者さんが納得するまで
治療内容などを説明するのが
一番ではないでしょうか?
日々、忙しい中で、十分に
時間を取れないのも良くわかります。
一人の患者さんに時間をかけすぎると
逆に「待ち時間が長い」といった
不満が増える可能性もあります。
そんな時に役立つのが
様々な教育コンテンツです。
紙のパンフレットでもいいですし
説明動画などでもいいでしょう。
患者教育用に市販されているものでも
自医院のホームページ動画からの
抜粋でも構いません。
地元の歯科医師会で配布している
啓蒙用パンフレットなどもあります。
ただ、注意すべきなのは
「これ読んでおいて」「観ておいて」で
済ませてはいけません。
患者さんの多くは読んだり、
観たりしてくれません。
だから、
それらの教育コンテンツを渡す時には
先生もしくはスタッフが一度
きちっと説明することです。
===============
オンリー・ワンの対応をする
===============
教育コンテンツで説明するといっても
その場で全て説明する必要はありません。
その患者さんが当面必要なところだけを
説明すれば十分です。
関係する部分にマーキングしたり
付箋をつけるのもいいでしょう。
つまり、その場で
「オンリー・ワン」の資料を作って
渡すのです。
人は、「自分のため」に作られたものは
大切にします。
そういう意味では
紙で書かれたものが良いですが
デジタルコンテンツも
印刷しておけば良いでしょう。
印刷費もたかが知れています。
また、ホームページなどの治療説明動画
を案内するのも良いですが
QRコードを印刷して
配ってしまっても良いでしょうね。
デジタルコンテンツのメリットは
一度作ってしまえば、複製するのは安く
素早く、多量に制作できるところです。
ちなみに、患者さんが
待ち時間が長いと感じるのは
他にやることがないからです。
待合室に、自医院の
医院紹介動画を流したり
治療説明動画を流しておくのも
一つの方法です。
あとは、ハガキやSNSなどで
治療中・治療後のフォローをしたり
ニュースレターに簡単なメモを挟んだり
するだけでも
「オンリー・ワン」の対応ができ
『信頼できる「かかりつけ歯科医院」』
と思ってもらえるようになります。
最初は面倒だと思うでしょうが
できるところから
取り組めば良いと思います。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
歯科医師
黒飛一志
P.S.
デントランスでは、
プロモーション動画や治療説明動画の
制作のお手伝いもしていますので
お気軽にお問合せください
info@dentrance.jp