一枚のハガキが休眠患者を呼び寄せる?@歯科

一枚のハガキが休眠患者を呼び寄せる?@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
本日は、兵庫県の歯科医院さんで
初めてのコンサルティングです。
 
訪問歯科の立ち上げを行ってきます。
(まだ訪問歯科をしていません)
 
 
周囲の市場調査をすると、
訪問歯科で地域一番になれる地域でした。
 
2025年の地域包括ケアシステムに向けて
在宅患者をどう見つけるか、
その仕組みを作ってきます。
 
楽しみです。
 
先生も、か強診の施設基準の強化の準備として
在宅診療に取り組んで下さい。
 
 
さて、本題です。
 
 
2018年から2019年にかけて、
クライアントの歯科医院の院長の
以下の悩みを解決してきました。
 
・自費診療の増加
・歯科衛生士の採用
・中断・キャンセル患者対策
 
 
それぞれ、
セミナーを行い、また現場コンサルでも
解決してきました。
 
セミナー
https://dentrance.jp/seminar.html
 
 
今日は知人に聞いた話から
中断・キャンセル患者対策について
お話したいと思います。
 
 
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7年通っている定期健診を
休んだ1ヶ月後に…
 
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知人は現在会社を経営しており、
神奈川県にいることが多いのですが
 
会社勤務時代から通っていた
渋谷駅近辺の歯科医院に
今でも通っています。
 
歯科医院の経営はいわゆる
地域ビジネスのひとつに
なりますので、
 
片道1時間30分かけて通う、
というのは珍しいケース
かもしれません。
 
3ヶ月に一度の定期健診で
う蝕の治療をしなくなったことから
その効果を実感し、
 
歯科医院を変えることなく
通い続けています。
 
 
しかし、先日の定期健診では
どうしても都合がつかず
急遽キャンセルの電話を入れたそうです。
 
そして
そのキャンセルの電話から
1ヶ月後、一枚のハガキが
届いたと話していました。
 
 
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ハガキをみると
「定期健診のお知らせ」
 
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そのハガキを見ると
「定期健診のお知らせ」
という見出しがあり
こんな文章が続きます。
 
その後、
歯の具合はいかがですか?
 
当院では、
あなたの歯と
歯肉の健康を維持するため
定期的なメンテナンスを
おすすめしています。
 
いつまでも快適な
生活を過ごすため
歯と歯肉の健康を保ちましょう。
 
ご都合の良い時に診察券と
保険証をご持参の上
お越し下さい。
 
 
…こんな文章が
 イラストとともに書かれており
 ご覧のとおり特に変わった
 内容ではないのですが…
 
 
この知人はこのハガキを見て
電話をしなくては、
と感じたそうです。
 
 
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中断・キャンセル患者が
戻ってこない理由は?
 
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すべての患者さんが
そうではないのですが、
 
多くの場合、
中断やキャンセル後に
患者さんが戻ってこないのは
 
歯科医院のことを
忘れてしまっているからです。
 
名前を聞けば思い出しますし
診察券を財布のなかで発見すれば
 
そういえば
定期健診をキャンセルしたんだったな
 
と思い出すことはできます。
 
 
しかしこの程度だと忘れているも同然で、
また行かなければと感じてもらうためには
 
「あなたのことを待っていますよ」
 
というメッセージを
歯科医院から送ることが大切です。
 
なぜなら人は誰もが
特別に扱ってほしいと
無意識に感じているものだからです。
 
 
実はこのハガキは、
一部が手書きで書かれており
 
先生と衛生士からの
知人の趣味に関するメッセージが
あったようです。
 
そこで、あなたのことを待っているという
感じが伝わったようです。
 
 
このようなメッセージだけでも
中断・キャンセル患者を
呼び戻すことができます。
 
先生の歯科医院でも
ヒントにしてみてください。
 
 
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志
 
 
P.S.
 
歯科業界も遂にIT化をしないといけない
時代になってきました。
 
ITを駆使した
「中断・キャンセル予防」ができれば、
受付スタッフの負担を増やすことなく
良い患者さんを増やすことができます。
 
今年も残りわずかだけですが、
「中断・キャンセル予防セミナー」を
開催します。
 
名古屋・東京です。
10月6日と10月20日は楽しみにしておいて下さい。
 
↓↓↓↓↓↓
http://dtr.jp/can