こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
日曜日、
どうお過ごしですか。
私は普段、あまりテレビは観ません。
大学時代にお別れをしたからです。
今はスマホとスマートスピーカーから
手に入れております。
たとえテレビを観るとしても、
ニュース番組や興味のある
ノンフィクション番組などです。
ですので、
スタッフや患者さんと話すための
話題のドラマや芸能ネタなどは
テレビからは入手することはありません。
それらを入手するのは
行きつけの美容院のスタッフからです。
美容院の彼は話上手で
ドラマのストーリーや要点を
まとめて話してくれるので
わかりやすく、覚えやすいのです。
先生も美容院や床屋の店長やスタッフと
話をしながら、無意識に様々な情報を
入手しているはずです。
例えば、近くに美味しいお店ができたとか
知り合いの人がどこへ旅行したとか
今年は雨が多いとか言ったことです。
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美容院から始まった乳癌予防
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『急に売れ始めるにはワケがある』
マルコム・グラッドウェル著
という有名な本に、
次のような記載があります。
ある町の看護婦が
糖尿病と乳癌の予防キャンペーンを
黒人教会で始めました。
礼拝の後にセミナーを開いたそうですが
ほとんど人が残らず
散々な結果となりました。
そこで今度は、
長時間居続けなければならない美容院で
キャンペーンを行うことにしました。
そうは言っても、誰でも
髪を整えている間に予防セミナーを
聞かされることを喜ぶはずはありません。
そこで彼女は、
美容師を講習会に呼び集め
物語を話すプロの助けを借りて
美容師を教育したそうです。
その結果、美容師が乳癌予防の必要性を
お客さんに話すことで、それが
瞬く間に広がったそうです。
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予防歯科に使えませんか?
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日本の予防歯科(定期健診)受診率は
2~5%程度と言われています。
(資料によって大きく変わる)
その理由は様々でしょうが
予防歯科の必要性やメリットが
十分に伝わっていないこともあるでしょう。
この本の乳癌予防キャンペーンにあるように
『予防』は人々の関心を得るのが
難しいものです。
今では日本でも、
乳癌予防はよく知られていますが
有名人が乳癌にかかったとかの話で
社会問題になっていって
徐々に広まりました。
最近では、
あるメーカーの歯磨きの宣伝で
「予防歯科」という言葉は叫ばれていますが
歯科医院で診断を受けようという訴えは
あまり聞こえてきません。
そうであれば、この本にあるように
美容院のスタッフからお客さんに伝えてもらう
という方法も一考の価値があるのでは
ないでしょうか。
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どのように伝えてもらうか?
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美容院のスタッフがお客さんに
予防歯科の必要性やメリットを
伝えてくれるようにするためには
ちょっとした工夫が必要です。
ポイントは、
「伝えやすい、覚えやすい方法」で
予防歯科の必要性やメリットを
伝えることです。
そのために役立つのが
「実際にあったストーリー」
です。
「予防歯科を勧めたけど通院せず
気がついた時には、ほとんどの歯が
虫歯になってしまった」とか
「予防歯科で通院していれば
安い費用で済んだはずなのに
高額なインプラントをしなければ
ならなくなった」
そういった、患者さんの話などです。
そいうことを美容院のスタッフに
わかりやすく話をしたり
資料を渡したりします。
その話が
ショッキングであればあるほど
美容院のスタッフは、お客さんに
話したくなります。
もっと効果的なのは
美容院のスタッフに予防歯科を
体験してもらうことです。
オシャレに敏感な人が多いですので
最初は、審美的な効果を
体験してもらうのが良いかもしれません。
マウスピース矯正なんて
まさにうってつけだと思います。
いずれにせよ、
先生が医院で患者さんに話すよりも
美容院のスタッフから聞いた方が
伝わりやすいのは事実でしょう。
一度、試してみては
いかがでしょうか?
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
株式会社デントランス
黒飛一志
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