見学者数が2倍の理由@歯科

見学者数が2倍の理由@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
徳島の知りあいが、
桜がキレイな名所を教えてくれました。
 
情報って大事ですね。
 
知ってるだけで人生、変わりますよね。
 
 
さて、本題です。
 
 
どの業界業種でも
人材確保に苦しんでいます。
 
『日経ヘルスケア』2月号に
「どう確保する?介護人材」という
特集記事が組まれていました。
 
その中の、
歯科に参考になる情報をご紹介して、
今後の対応について考えたいと思います。
 
 
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京都府の介護事業所認定制度
 
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昨年、厚生労働省が
介護事業者の認定制度ガイドライン
を作成しました。
 
これに従って京都府が作成した
認定評価項目の紹介がありました。
 
そこには、
4分野17の評価項目があります。
 
4分野とは、次の4つです。
 
(1)新規採用者が安心できる育成体制
 
(2)若者が未来を託せる
   キャリアパスと人材育成
 
(3)働きがいと働きやすさが
   両立する職場づくり
 
(4)社会貢献とコンプライアンス
 
これは、そのまま
歯科医院にも適用できますね。
 
と言うか、頭ではわかっていますが
それを具体的なシステムにしている医院は
そう多くないのではないでしょうか。
 
では、
その具体的なシステムは何か?というと
17の評価項目が参考になります。
 
 
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17の評価項目のうちの
いくつかをご紹介します
 
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・新規採用者育成計画の策定
・キャリアパス制度の導入
・人材育成計画の策定
 
・資質向上研修の実施
・資格取得に対する支援
・人材育成を目的とした面談の実施
 
・出産後復帰に関する取り組みの実施
・育児、介護を両立できる
 取り組みの実施
 
いかがでしょうか?
 
どれも、どこかで聞いたことがある
といった内容ばかりだと思います。
 
ですが、実際にそれを
システム化しているでしょうか?
 
システム化といっても
難しいことではありません。
 
極端な話、紙に書いて
スタッフと共有しておくだけです。
 
新規採用の場合なら、
スタッフにどのようなことが知りたいか
を聞いて、それをまとめておきます。
 
あるいは、業種ごとの業務内容の
簡単な説明書を作っておきます。
 
そして、それを説明する
スタッフを決めておきます。
 
それらは、すべて
先生が作る必要はありません。
 
スタッフの協力を得て
作成すればいいのです。
 
スタッフの業務は
スタッフが一番知っていますから
スタッフに任せる方がいいでしょう。
 
これは、教育・研修計画や
出産後復帰に関する取り組みについても
同様です。
 
 
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効果があるのか?と疑問ですか
 
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京都府の認証制度では、認証法人の中でも
ある基準を満たしたところを
「上位認証法人」としているそうです。
 
2018年3月の就職フェア参加者の
追跡調査を行ったところ
 
「上位認証法人」はその他の法人に比べ
ブース訪問者数で2倍
その後の施設見学者数・採用数も
2倍以上になったそうです。
 
詳細な内容はわかりませんが
求職者側も上記17項目を
しっかりと対応しているところと
そうでないところを、
 
ちゃんと見分けることが
できているのでしょう。
 
ウチは、介護施設法人のような
規模ではないから参考にならない
と思われるかもしれません。
 
ですが、口だけで説明を受けるよりも
ちゃんと紙にされたものがあり
 
スタッフからも同じ説明を聞けば
信用してもらえるのではないでしょうか。
  
 
歯科では人が足りない状況に
なってきています。
 
以前は必要なかったことでも、
時代の変化とともに対応していく必要が
ありますね。是非、取り組んで下さい。
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
株式会社デントランス
黒飛一志
 
 
P.S.
 
昨日、ブログで紹介させて頂きました
5月スタートのグループコンサル「G-6大阪」
 
早くも質問がありましたので
ここでお答えさせてもらいますね。
 
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■ある先生からの質問
 
今日のブログを読んで自分のことかなと
思いました。
 
質問ですが、半年で院内のシステムを
大きく変えることはできるのでしょうか。
 
今まで、東京の経営勉強会に参加しても
院内に落とし込むのが難しく、
あまり変わっていません。
 
 
■黒飛からのご返答
 
少人数制グループコンサル「G-6」では
 
参加した先生が、実際に院内で使用している
マネジメントツールや教育ツール、
患者説明ツールなどを持ってきてもらい、
 
黒飛がその場で赤ペンをしながら、
スタッフ心理、患者心理を考えた
ベストだと考えられるアドバイスをします。
 
その場で直接解決するので、
院内に導入できる確率が高いのです。
 
実際に参加した先生方の医院の中の
仕組みはかなり良くなりました。
 
参加をご検討下さい。
 
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※「G-6大阪」に興味のある先生は
  黒飛までご連絡くださいませ。
 
  info@dentrance.jp
 
※ G-6大阪2019の日程は
 
  5月22日(水)6月19日(水)7月24日(水)
  8月21日(水)9月11日(水)10月23日(水)
 
※ チラシはこちらからご覧頂けます
 
  表面
  https://goo.gl/BGcRSc
  裏面
  https://goo.gl/NVJ2F8