カウンセリングは十人十色で良いのか?@歯科

カウンセリングは十人十色で良いのか?@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
昨日は、株式会社ストランザさんにて
開発の相談にのりました。
 
その後、
歯科医師にとっての不動産投資の可能性に
ついて、打ち合わせをしました。
 
歯科医師のリスクヘッジに不動産は最適です。
その理由は、東京か大阪に学びに来てください。
 
http://shika-toushi.com/
 
 
さて、本題です。
 
 
私は地域ダントツ医院のコンサルをするため
患者さんの声に対しては、
かなり敏感になっています。
 
そうすると、
実に色々な患者さんの声が聴こえてきます。
 
例えば、次のような声があります。
 
「あの先生は治療の腕は良いけど、
 何を考えているかわからない」
 
「ちょっと怖い感じで話しかけにくい」
 
「もう少し聴きたいけど、
 勇気がなくて先生に直接聴けない」
 
おそらく多くの先生は
患者さんのお気持ちを
お聴きになっていることでしょう。
 
しかし、患者さん側は“聴いてもらえていない”と
受け取っていることが多いようです。
 
その証拠に、スタッフに聞いてみると
先生の知らないところで、
患者さんに打ち明けられた
 
という経験がある
という答が返ってくることがあります。
 
中には、
「先生にはどうしても言いにくくて、、、」と
些細なことから大事なことまで、
打ち明けているケースもあるようです。
 
 
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カウンセリングを導入しましょう
 
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患者さんの話を聴けるようになれば
「私の話を一番聴いてくれる歯医者さん」
のポジションを取れます。
 
その結果として、
患者満足度も非常に高まります。
 
ですから、
患者さんのお話やお気持ちを聴くために
一般的には、カウンセリングを
導入することが良いとされています。
 
でも、カウンセリングというと
何やら難しそうに感じられる先生が多いようです。
 
「専門知識や資格がないからできない」
「カウンセリングルームがないからできない」
「とても当医院では無理」という声を耳にします。
 
 
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カウンセリングは十人十色でいいんです
 
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カウンセリングは
特に形式が決まっているわけではありません。
 
先生の医院ならではのカウンセリングを
構築していけば良いのです。
 
また、実際にカウンセリングを行っていくと、
 
さほど難しいことではなく、
専門のスキルを必要としなくても、
十分にカウンセリングを行えることがわかります。
 
場所も特別に用意しなくても大丈夫です。
ユニットや待合室、受付を利用して行っている
歯科医院もあります。
 
とにかく患者さんは、
要望や気持ちを聴いて欲しいのです。
ですから、聴いて差し上げればいいのです。
 
いたってシンプルです。
 
 
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どんなカウンセリングをしたらいいのか?
 
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カウンセリングにも色々な種類があります。
 
初診時のオリエンテーションカウンセリング、
セカンドカウンセリング、補綴カウンセリング、
終了時・リコール時カウンセリングなどがあります。
 
そして、それぞれカウンセリングの
目的や方法が異なります。
 
ですから、カウンセリングを成功させるためには
予めカウンセリングの目的を
明確にしておくことが大切です。
 
これは「誰」のための
「何」のカウンセリングなのか?
 
気を付けてはいても
ついつい症状や技術のことに目が行ってしまい
この「誰のため」がぶれてしまいがちです。
 
カウンセリングは
患者さんが最良の治療を受けることで、
幸せになるために行うものです。
 
患者さんが悩んだり、迷っているときには、
この原点にも戻ることが大切です。
 
逆に言うと、この原点さえぶれなければ
形式や場所に関係なく、
カウンセリングは成功するということです。
 
特に、メンタルカウンセリングで、
患者さんが通院される際の精神面のサポートを
カウンセリングで担えたら、
 
歯科医院への信頼は高まり、
患者さんとの関係性が良くなります。
 
「習うより慣れろ」と言われます。
 
ぜひ、組織を挙げて、カウンセリングに
取り組んでみてはいかがでしょうか?
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
歯科医師 
黒飛一志