「ToDoリスト」を作る前にするべきこと、知っていますか?@歯科

「ToDoリスト」を作る前にするべきこと、知っていますか?@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
本日は、リッツカールトン東京の
スイートルームでグループコンサルを
しております。
 
『歯科経営塾』
http://dtr.jp/skj
 
ご存じの通り、黒飛のこだわりの経営術を
先生にお伝えします。
 
医院経営のどんなモノでも解決しますので
是非、問題を持ってきて下さい。
 
 
さて、本題です。
 
 
先日のブログで書いた、
 
「黒飛が新幹線で行っているリストアップ」
 
について、質問が来たので、
せっかくですので、
ブログにToDoリストの話しをしますね。
 
 
目標達成の講座やセミナーでは
必ずと言っていいほど
 
「ToDoリストを作りましょう」
 
と言われますよね。
 
現代人は忙しいので
実行すべきことを明確にして
優先順位をつけて取り組むのは
当たり前といえば当たり前です。
 
ですが、多くの人は
「ToDoリストを作ること」に
こだわり過ぎています。
 
「これをやらなければ」
「あれもやらないといけない」
でも「これもあるな」と。
 
その結果、やることが多くなり過ぎて
中途半端にしか消化できなくなり
 
最後は「ToDoリスト」を捨ててしまう
ということになりがちです。
 
先生は、そんな経験はないでしょうか?
 
そんな時には、
どうすればいいのでしょうか?
 
 
=================
 
「やらないこと」を決める
 
=================
 
 
これも言い古されていることですが
消去法で「やらないこと」を決めて
 
逆に大事なことを
浮かび上がらせることです。
 
これまでの経験から、
「やると決めたこと」に
どの程度の時間が必要かを考えて
 
自分が確保できる時間に収まるまで
順に消去していきます。
 
この時、努力を見込んで
少し詰め込む程度の方がいい
という人もいますが
 
黒飛の経験では、
少し余裕のある方が
良い結果になるようです。
 
なぜなら、現代人は様々なことで
作業を中断させられてしまうからです。
 
電話しかり、メールしかり
あるいは家族からの頼まれごとなどで
作業が中断させられると
元の調子に戻るまでに時間がかかります。
 
最初から、その辺りの時間を見込んだり
何があっても邪魔されない自信があれば
少し詰め込んでも良いかもしれませんが。
 
そうは言っても、実は
「しないこと」を決めるのは
言うほど簡単なことではありません。
 
デル・コンピューターの創業者である
マイケル・デルの言葉にも
こんなのがあります。
 
『することを決めるのは簡単である。
 難しいのは「しないこと」を
 決めることだ。』
 
 
================
 
「しないこと」を選ぶ質問
 
================
 
 
では、「しないこと」の決め方を
ご紹介しましょう。
 
まずは、目標達成のために
「やらないといけないと思うこと」を
とことん書き出します。
 
この作業をしている間は、
優先順位を考えてはいけません。
 
とにかく思ったことを書き出します。
 
それが終わったら、各項目の必要時間を
記入していきます。
 
年度や四半期目標でしたら月、週単位ですし
週や日目標でしたら時間単位かもしれません。
 
これもおおよそで結構です。
 
最後にそのリストを見て
以下を自問自答して、
該当するものを消していきます。
 
■これをやらないと
 大変なことになるか?
 
■これは本当に
 心からやりたいものか?
 
■これは自分にとって、
 やる価値のあることなのか?
 
■これに代わるものはないか?
 (誰かに代わりにやってもらえないか?)
 
この質問を切り返していると
不思議と「しなくてもいいこと」が
増えていきます。
 
そうしたら、残っているものをやることに
全力を挙げて取り組みます。
 
それが終わったら、またリストを作り
同じ自問自答をして絞り込みます。
 
そうしていると、意識しない間に
様々な「やりたいこと」が
達成できていきます。
 
 
ぜひ、一度、お試し下さい。
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
株式会社デントランス
黒飛一志
 
 
P.S.
 
ただし、最後に付け加えると、
このやり方が合わない人もいると思います。
 
本当にやるべき事を1つにすべてを
時間、労力を費やす方が圧倒的な結果に
つながる場合もあります。
 
先生にあった方法がで進めて下さい。